大東市職員の喫煙率及びその推移(2017年度~2019年度)

大阪府大東市に情報公開請求し、職員の喫煙率を調べた。

市が作成したデータはなかったが、大阪府市町村職員共済組合より取得した特定健診等の結果に基づく健康度レポートが公開された。40歳~74歳の人が集計等の対象。

お市職員は勤務時間中は全面禁煙:
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喫煙率の推移

所属所別健康レポート経年比較(2017~2019年度)より抜粋:

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基本6項目の健康度

喫煙習慣「あり」の項目は、19.5%(2017年度)、21.8%(2018年度)、18.7%(2019年度)と推移している。

公開文書

人事課の公開文書

2019年度 健康度レポート

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2019年度 健康度レポートより4及び1ページめ
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2019年度 健康度レポートより2及び3ページめ

所属所別健康レポート経年比較(2017~2019年度)

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所属所別健康レポート経年比較(2017~2019年度)

2018年度 健康度レポート

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2018年度 健康度レポートより4及び1ページめ
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2018年度 健康度レポートより2及び3ページめ

所属所別健康レポート経年比較(2017~2018年度)

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所属所別健康レポート経年比較(2017~2018年度)



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伊丹市職員の喫煙率の推移(平成26年度~令和2年度)

兵庫県伊丹市に情報公開請求し、職員の喫煙率とその推移を調べた。

平成26年度以降をグラフにしてみた。部局別に見ると増減を繰り返しているものの、全体は徐々に下がっていることが分かる:

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喫煙率の推移(本庁、教育、消防、全体)

公開文書

厚生課から平成23年度より毎年度の伊丹市職員安全衛生委員会の資料が公開された。

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平成23年
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平成24年
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平成25年度
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平成26年
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平成27年
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平成28年
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平成29年度
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平成30年度
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平成31年
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令和2年度



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湖南市議会議員選挙(2021.10.17)候補者のタバコ対策に関する議会発言

2021年10月17日に滋賀県湖南市議会議員一般選挙が投開票される。定数18に対し、21人が立候補した。

市議会の議事録を「たばこ」、「禁煙」、「喫煙」で検索し、受動喫煙防止等のタバコ対策に関する発言を調べた。

※本稿で紹介した候補は、「あわづ ひろみ」候補を除いて当選した:
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湖南市議会議員一般選挙 開票結果

会議録検索システム: 検索ページ

目次:

湖南市における受動喫煙対策

令和2年7月1日より湖南市受動喫煙の防止に関する条例が施行された。公共施設などでの禁煙を推進するもの:
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森 淳(もり すなお) 候補

湖南市 令和2年3月 定例会 03月05日-04号

湖南市受動喫煙の防止に関する条例の制定についての質疑。

◆6番(森淳君) 
 それでは、議案第1号 湖南市受動喫煙の防止に関する条例の制定について、質疑をいたします。
 条例の第2条定義、第8号イにいう「規則で定める禁煙施設」と同条の第9号にいう「規則で定める分煙施設」、これの明確な相違点、これについてお尋ねをいたします。

◎健康福祉部理事(健康づくり担当)(芦田伝男君) 
 それでは、私のほうから森議員の質疑にお答えをさせていただきます。
 条例の第2条第8号イは、市の施設のうち敷地内禁煙とする施設を規則で定めること、第9号は施設の敷地内の屋外に喫煙場所を設けることができる分煙施設を規則で定めることを規定したものでございます。
 ご質問の趣旨は、市の施設につきましてどのような考え方に基づいて禁煙施設と分煙施設に区分しているのかということかなというふうに思いますので、それに沿って答弁をさせていただきます。
 望まない受動喫煙防止のために、市の施設につきましては、原則としては屋内、屋外も含め敷地内禁煙といたしますが、一部の施設についてのみ屋外に場所を定めて喫煙場所を設けることができることとするということを基本に、次のような考え方に基づき、個々の施設について禁煙・分煙の区分をしております。
 1点目は、子どもの利用が多く見込まれる施設や健康増進に資する社会体育施設は禁煙施設に区分する。
 2点目は、改正健康増進法の施行以前から改正法が求める対応を上回る規制として、既に敷地内禁煙を実施し、利用者の皆さんに一定浸透していると思われる施設は、その対応を踏襲する。
 3点目は、同じ目的、種別の施設におきまして、現状の対応が異なる場合につきましては、積極的に受動喫煙を防止する観点から敷地内禁煙とする対応に統一をする。
 4点目は、日常的に喫煙者の利用が見込まれ、既に屋外の特定の場所に喫煙場所が設けられ、一定受動喫煙の防止が図られている施設を分煙施設に区分する。
 以上、おおむねこの4点の考え方に沿いまして、規則において施設の区分を示しておるところでございます。
 以上です。

◆6番(森淳君) 
 それでは再質疑をいたします。
 今、部長のほうから相違点の考え方について五つの項目からご説明をいただきました。この条例においては分煙施設、そして禁煙施設については、具体的な施設については規則に委ねられているということでございます。
 そこで、条例第2条第8号イに言う「規則で定める施設」ですけれども、その中に市民学習交流センターが含まれております。この禁煙施設に市民学習交流センターが含まれている、その理由についてお尋ねをいたします。

◎健康福祉部理事(健康づくり担当)(芦田伝男君) 
 再質問にお答えをいたします。
 この市民学習交流センターにつきましては、文化ホールと同様、基本的な設置の趣旨といたしましては学習・文化・芸術の振興を主とした施設としており、また、収容人数におきましても、甲西文化ホール、石部文化ホールと同様、大多数の人数を収容できる施設ということで、所管の担当課も教育委員会ということもございまして、文化ホールと同様の施設と考えさせていただきまして、禁煙施設ということで分類をさせていただいております。

◆6番(森淳君) 
 市民学習交流センターはその所管が教育委員会ということ、それから文化ホールと同じような位置づけである、幾つか禁煙施設とされた理由を説明いただいたわけですけれども、この市民学習交流センター、通称サンヒルズ甲西でございますけれども、これは旧の名称を甲西勤労者総合福祉センター、このようにいいました。平成11年3月27日に落成記念式典が行われまして、その3日後でした。同年3月30日に甲西町主催の比布町甲西町友好交流提携調印式祝賀会がございました。ここでこの祝賀会が開催されまして、そのときに大きなホールでお酒も含めた飲食をするということで利用がスタートしたというわけであります。その後、この施設は湖南市民の皆様がさまざまな機会に利用されております。外国人の方が多い湖南市にとっては、外国人の方の披露宴会場として使われたこともございます。そして、この地元であります水戸学区は、平成11年9月、落成をした年の9月です。9月15日から地元3区の合同の敬老会の会場として今まで毎年ここを利用されております。それから各地区で、昔でいう公民館まつり、今はフェスティバルという形でなっておりますけれども、水戸のまちづくりフェスタ、これもここを会場に行われております。それから、3区が合同で5月に田代が池公園で行われています団地祭り、それから8月に開催されます夏祭り、こういった行事も雨天の場合にはサンヒルズを会場とするということで開催されているということであります。
 こういった現状を考慮して分煙か禁煙かを決めるという解説の部分の文言を拝見しておりますのに、サンヒルズ甲西市民学習交流センターは文化ホールというよりも、当然、まちづくりセンターとほぼ同じ位置づけという解釈ができると思うのですが、条例ではその辺の分別ができておらず、すべて規則に委ねられておられるということで、規則によって分煙か禁煙か決められるんですが、現状の利用状況を鑑みて決めるということであれば、まちづくりセンターと同様の利用をされている施設はそれと同様の分類にすべきであろうかと思うんですが、どうもそうなっていないということについて、答えられる範囲で結構でございますけれども、もう一度その点をお尋ねしたいと思います。

◎健康福祉部理事(健康づくり担当)(芦田伝男君) 
 再質問にお答えをいたします。
 市民学習交流センターの利用の現状については、議員ご指摘のような、飲食を伴うような利用もあるということは承知をしております。ただ、今ご指摘がございましたように、利用される人数についてはどのイベントも多人数の利用が多いかと考えております。多数の人数利用される中には当然、子どもさんもいらっしゃったり、いろんな立場の方がいらっしゃるということもあり、特に子どもさんの利用等を想定しますと、受動喫煙の防止という観点からは禁煙にすべき施設だということで、飲食を伴うときにはたばこを吸われる方というのは確かに多いわけではございますが、その時間帯については受動喫煙の観点からご配慮いただくということでお願いしたい。先ほど申し上げましたように、文化ホールと同様の施設ということで、教育委員会としても市民への説明というところでは同種の施設同士ということで禁煙施設をさせていただいたほうがご理解いただけるのかなという考えで禁煙とさせていただいております。
 以上です。

赤祖父 裕美(あかそふ ゆみ) 候補

湖南市 令和2年3月 定例会 03月05日-04号

湖南市受動喫煙の防止に関する条例の制定についての質疑。

◆15番(赤祖父裕美君) 
 同じく、議案第1号 湖南市受動喫煙の防止に関する条例の制定について質疑をいたします。
 まず一つ目です。施行日が令和2年7月1日となっています。市民、保護者、事業者、施設管理者への理解について質問いたします。
 二つ目、製造たばこ、加熱式たばこですが、4ページにありますが、この法律が適用されています。健康に関する正しい理解、学習する機会の必要性についてお聞きします。
 三つ目としまして、たばこをやめられない人への支援策についてお聞きします。

◎健康福祉部理事(健康づくり担当)(芦田伝男君) 
 赤祖父議員の質疑にお答えをさせていただきます。
 まず1点目の「条例施行日が令和2年7月1日となっているが、市民等への理解についてはどうするか」というご質問でございますけれども、本条例の実効性を高める重大な要素として、まずは市民、保護者、事業者や施設管理者に条例制定の目的や内容についてご理解をいただくことが肝要であると考えております。そのため、本条例案を可決いただきましたならば、7月までに市民に対しては広報紙、ホームページや組回覧によりまして周知を行ってまいりたいと考えています。特に保護者の皆様に対しましては、学校園を通じまして保護者の責務や当該学校園が禁煙施設となること、さらには周辺道路での禁煙の協力依頼などにつきましても健康政策課のほうで文書を作成のうえ、配布をさせていただけたらというふうに考えております。また、事業者には商工会等の団体を通じてリーフレットを配布させていただいたり、本条例により禁煙施設に区分した民間の保育事業者等につきましては、直接足を運んで施設管理者としての責務を含め説明を行ってまいりたいと考えています。
 なお、市の規則に定める禁煙施設、分煙施設のすべてにおきまして、禁煙なのか分煙なのか、その別が分かる標識および喫煙場所を表す標識を、また、学校園の周辺道路や地域ふれあい公園には子どもたちへの受動喫煙の配慮をお願いする標識を掲示したいと考えております。
 2点目の加熱式たばこについて、健康に関する正しい理解と学習する機会の必要性についてのご質問でございますが、本条例案におきましてもたばこ葉カートリッジを電気で加熱し、発生した蒸気を吸引する加熱式たばこの使用を「喫煙」といたしまして、紙たばこと同様に取り扱うこととしております。加熱式たばこは、紙たばこのような目に見える副流煙や呼出煙、口から出る煙が発生せず、臭いもあまりしないことから若い人たちを中心に広がっているといわれてはおります。しかし、WHOでは数年前から加熱式たばこの喫煙者が吸入するエアロゾルには人体に有害な物質が多く含まれ、体内に吸収・吸着されることなくそのまま外に吐き出されてしまい、そのエアロゾルにさらされると健康に悪影響がもたらされるおそれがあると、もう既に指摘をされているところでもございます。本条例案を可決いただきましたらば、加熱式たばこの喫煙・受動喫煙の健康への悪影響につきましても正しく認識していただけるよう、広報誌、ホームページ、啓発リーフレットの組回覧や配布などを通じまして市民の皆様に周知・啓発を行ってまいりたいと考えております。
 3点目のたばこをやめられない人への支援策についてのお尋ねでございますが、本条例案につきましては、第1条の目的にありますように、あくまで受動喫煙の防止を目的に、そのための環境整備の措置について定めたものでございます。喫煙者の喫煙行為そのものを制限する施策について言及したものではございません。しかし、第4条、市民の責務におきまして、市民は、喫煙による健康への悪影響について理解を深めるとともに、他人に受動喫煙を生じさせることがないように努めなければならないとしており、市として市民の理解や禁煙行動を促すために、たばこに関する情報の提供や、喫煙者やその家族に対する保健指導、禁煙外来後のフォローアップ、子どもたちへの喫煙防止教育を通じて保護者への啓発、そういったことを含めて禁煙を支援する事業を引き続き実施してまいりたいと考えております。
 以上でございます。

松井 圭子(まつい けいこ) 候補

湖南市 平成31年3月 定例会 03月06日-04号

◆8番(松井圭子君) 
 改めましておはようございます。分割にて一般質問を行います。
(中略)
 2点目、滋賀県が平均寿命、健康寿命ともに上位ということの要因の一つとして、男性の喫煙率が全国で断トツに一番低く、女性も低いという状況という統計でありますが、湖南市では前回の調査より男女ともに悪化している状況です。喫煙する期間が長ければ長くなるほど、脳卒中慢性閉塞性肺疾患の危険性があります。今後の対策や周囲の人にも影響を及ぼす可能性があるという受動喫煙対策についてお尋ねをします。
(後略)

◎健康福祉部長(芦田伝男君) 登壇
(前略)
 次に、2点目の、喫煙に関する今後の対策についてのご質問につきましては、現在、各小中学校におきまして喫煙防止教育を実施したり、企業訪問時に薬剤師会の禁煙支援出前講座の案内や、禁煙に関する啓発チラシの配布を行ったりしております。また、健康政策課では禁煙のサポートを実施しておりまして、禁煙外来の受診を終了した人で同意をいただいた方に対し、禁煙が継続できるようフォローをしております。平成31年1月末現在での対象者は5人で、そのうち3人の方が禁煙を継続しておられます。
 第2次健康こなん21計画策定時のアンケート調査結果では、議員ご指摘のとおり、喫煙率は男女ともに悪化をしております。ライフステージ別に見ますと、特に20から24歳の青年期での喫煙率が6.8%から17.1%に、25歳から44歳でも16.1%から20.0%に増加しており、若い働き世代での悪化が目立っております。
 健康増進法の改正もあり、受動喫煙による健康影響が大きい子どもを守るために、次年度は乳幼児健診の機会を活用いたしまして、保護者に向けてパンフレット等を配付しながら、禁煙についての啓発を図るべく検討をしております。あわせて、職場等において望まない受動喫煙を防止するための環境を整えるよう、人権啓発のための企業訪問時を活用いたしまして啓発を継続してまいりたいと考えております。
(後略)

◆8番(松井圭子君) 
 一通りご答弁いただきました。その上で、再質問したいんですけれども、まず初めに、喫煙者の15から20%が慢性閉塞性肺疾患を発症すると言われ、標準死亡比が湖南市は全国と比較して高く、女性は県下ワーストワンという結果がこの健康こなん21計画にも載ってあるわけであります。認知度を高めるために、まずは啓発が必要と考えます。しかし、長年たばこを吸っておられる方は、吸わないとストレスがたまると、多くの方がそう言われます、依存性が高く、個人の努力だけではなかなか禁煙できないのも現状だというふうに思います。
 先ほども禁煙外来平成31年、5人行かれてて、3人が禁煙を継続されてるというご答弁だったんですけれども、そういう禁煙外来医療機関との連携も強めなければならないわけなんですけど、たばこをやめたいという意志のない人に禁煙外来を幾ら勧めても行かないというわけだというふうに思います。私の友人のご主人は、お父さんが肺がんで最期まですごく苦しんでおられた姿を見ておられたということと、肺がんの方の肺の写真を見て、もう衝撃を受けてきっぱりたばこをやめられたということをおっしゃっておられました。喫煙の影響や受動喫煙の危険性、禁煙外来医療機関の案内等を啓発していくのを、保健センターだけでなく、まちセンや市役所等の公共施設や駅など、多くの市民の方に啓発するために、もう写真入りでポスターとかパネルのような展示をしていくというような、啓発の考えについてお尋ねをします。

◎健康福祉部長(芦田伝男君) 
 松井議員の再質問にお答えをいたします。
 たばこがCOPDの原因ということで、その慢性、肺のCOPDについても認知度が非常に低いという状況にございます。たばこを吸うことの害が健康にどれだけ影響するのか、今、松井議員がおっしゃっていただきましたような手法については、これまで担当部局としても考えてこれなかった部分ではございます。そうした視覚に訴えて、たばこの危険性を啓発するということは有効な手段かとは思いますので、一度、担当のほうで検討させていただき、どういった資料をつくり、どういった場所にそういったものを掲示することが有効か、検討をさせていただけたらと思います。ありがとうございます。

大島 正秀(おおしま まさひで) 候補

湖南市 平成29年12月 定例会 12月07日-03号

◆2番(大島正秀君) 
 いや、私、南側の公園の件に関しては、石部にはほんまに福祉施設がぎょうさんあるんですね、あっこを、あの公園、どんな方が利用されると思います。あんなもんは言い方悪いんですけども、高校生のたばこ吸う場所ですよ、それと近所の人が犬散歩する、何人かの方ですね。じゃああの駅を利用される方があっこを利用してるかというのはほとんどないですね、見てるんですけども。なぜあるのかわからない。それやったら福祉の方が駅に来られたとき、逆に高齢者の方が駅に来られたときに休憩する場所、今のコミュニティあるんですけども、あっこはみんな入りにくいんですよね、これは私が言ったんじゃないんです、利用されてる方が言うております。そこら辺も踏まえてしっかりした青写真ですか、計画つくってほしいと思います。
(後略)

望月 卓(もちづき たかし) 候補

湖南市 平成28年6月 定例会 06月20日-03号

◆16番(望月卓君) 
(前略)
 2番目の体制、教育、大変これは、非常に難しい課題にしっかりと取り組んだ答弁をいただきました。実際、事例を見たり、聞いたり、自分の仕事に置きかえて取り組めるような教育はなかなかないかもしれません。行政としては、同じことの繰り返し、誤りをしてはいけないというのは大きな仕事の一つであります。
 本年3月定例会、15番議員が一般質問で公共施設の禁煙の問題を取り上げました。それから3カ月ですが、きょうもあえて正面玄関から入ってきたんですが、やはり私としては、「庁舎内はすべて禁煙です」、「喫煙される方はどこどこです」とか、そのような貼り紙とか、何かないかなと思って見たんですが、トイレのようなああいう目立った貼り紙とか、どこにもありませんでした。そのかわり、これはもう前からひっかかっていたんですけども、係が書いてあればそこに断ったんですが、どこにも書いてなかったので勝手に破いてきましたが、「庁内禁煙」という、もう2年も3年も前のやつがまだありました。中には破けたやつ、そのままのやつもありました。やはり教育というものに対して、どれだけ難しいかということを知らしめるものかなというふうに思っております。
(後略)

粟津 寬三(あわづ ひろみ) 候補

喫煙者(平成28年3月当時)。元職。前回平成29年10月22日の議会議員一般選挙で落選。

過去の発言には、自己のニコチン摂取を優先させようとする価値観が目立つ。

湖南市 平成28年3月 定例会 03月08日-04号

4階ベランダの灰皿撤去に反対。

◆15番(粟津寬三君) 
(前略)
 続きまして、最後の公共施設の喫煙について。
 1番目、公共施設の喫煙場所について。先般、執行部において、議員全員協議会の席で、4階ベランダの灰皿を撤去するという説明がございました。これは、喫煙者に対し健康増進法を盾に問答無用で決定であるとの暴挙に出たという事実です。湖南市の庁舎敷地内において、喫煙場所は何カ所ございますか。
 2番、喫煙難民への対応について。健康で長生きしたいと思うのは誰しも同じ。国民の普遍的な願望です。そこに喫煙を組み入れていったから、たばこは健康に害があると考える人が多くなった。受動喫煙を誘おうなんて考えをしている喫煙者はいないです。分煙してもらいたいのです。28年度予算案、これから審査・審議するわけですが、4億1,000万円、湖南市のたばこ税です。これを踏まえて、喫煙難民へどのような対応を考えているのか、お聞かせください。

◎総務部長(岡本隆一君) 
 粟津議員のご質問にお答えをさせていただきます。
 まず、最初のご質問でございますが、この東庁舎におきましては、たばこの煙が流入しやすい入り口等の場所での喫煙が公共施設として適していないということで、喫煙場所については変更をさせていただきまして、現在、1階の庁舎外の1カ所で集約させていただいております。
 それと、喫煙難民と申されたわけでございますが、たばこの喫煙につきましては、自宅等の受動喫煙の心配のない場所では自由に喫煙をしていただくことが可能となっておるところでございまして、受動喫煙の防止につきましても、喫煙者の方のマナーに協力をいただいておるというようなところでございます。屋外でも、人の集まるところでは受動喫煙防止に配慮をしなければならないわけでございまして、特に妊婦や子どもの利用につきましては、公共的空間ではより健康に与える影響も大きいことから、より一層の受動喫煙防止が求められておるというところでございまして、今のところ、現在の喫煙場所以外での喫煙については考えておりません。分煙ということも申されたわけですけども、分煙につきましても、完璧な分煙ということは不可能であるというふうに承っておるところでございまして、現在のところは、先ほども申しました今の1カ所での喫煙でお願いをしておるということでご理解いただきたいと思います。

◆15番(粟津寬三君) 
 なかなか厳しいお答えをいただいておるのですが、そのところはまた後ほどお話しするとして、今流行の言葉で、ルーチンがあります。野球でいえばイチロー、バッターボックスで静止するまでに17種類のパフォーマンスルーチンがあるそうです。国技大相撲では琴奨菊の琴バウアー、ラグビーの五郎丸でいう五郎丸ポーズ。スポーツにおいて、ルーチンは成功する確率を上げるといわれています。今までしていた仕事から次の仕事へ切りかえにルーチン、これは作業効率をアップさせるといわれています。私や私の多くの仲間は喫煙というルーチンをしている自覚があります。私や仲間の行為に問題はありますか。

◎総務部長(岡本隆一君) 
 ただいまのご質問にお答えをさせていただきます。
 粟津議員のルーチンに特に問題があるというふうにも考えておりませんし、きょうのお昼休み、指定の喫煙場所で喫煙をしていただいていたということも存じておるわけでございまして、そのような点から、今後もご協力をいただきますようよろしくお願いいたします。

◆15番(粟津寬三君) 
 かみ合いませんね。非喫煙者が75%で喫煙者は25%ということらしいです。多数決をすれば、禁煙こそ望ましいということになるのも無理からぬ話です。だからといって、多数の意見が必ずしも正しくないことは歴史が証明している。こういう議論になるのは、未熟な民主主義のせいだと思います。たばこを文化として議論せず、害があるかないかという点だけで否定すること自体が未熟だと思います。多様性を認め合わないのは、文化として成熟しておりません。そこをどうお考えでしょうか。私は昨今の風潮を禁煙ファシズムだと感じております。いかがですか。

◎総務部長(岡本隆一君) 
 ただいまの粟津議員のご質問は、言葉をかえれば喫煙権ということになるかと思っております。喫煙権に関しましては最高裁の判決がございまして、喫煙の自由は基本的人権に含まれるとしても、あらゆる時、場所においても保障されなければならないものではない最高裁のほうではされておられまして、喫煙の自由は権利とは断定されておらず、仮に権利としても、制限に服しやすいものにすぎないものと理解されておるというような判例がございまして、受動喫煙の有害性が証明された今日、たばこを吸われない方がきれいな空気を吸われる権利のほうが優先されるというような観点からの判決というようなことになっておりまして、また、この考えにつきましては、現在、世界基準であるというふうに承っておるところでございます。

◆15番(粟津寬三君) 
 私は喫煙権というようなことを申しているわけではございません。文化観、価値観の違いやと思っております。約500年も日本人に親しまれてきたたばこです。これを文化と考えるのか諸悪の根源と考えるのか、両者が相交わることはございません。
 同じような考えで、1920年代にアメリカで禁酒法がありました。今の日本で、飲酒による事故がなくならないから、アルコール健康障害対策法みたいな、禁酒法を制定しようなんてことになればどうなりますか。「タワー建設ができない」と怒りそうな人を私は知っております。たばこ栽培も販売もやめさせないのなら、国家としてたばこを文化として認めること、また、歴史と文化の薫るまち、互いの人権を認め合い、思いやりのあるまちをつくります、豊かな歴史を重んじ、香り高い文化のまちをつくりますという先進的な湖南市においては、公共施設の分煙を真剣に検討するべきだと思いますが、もう一度ご所見をお願いいたします。

◎総務部長(岡本隆一君) 
 粟津議員のご質問にお答えをさせていただきます。
 この私も10年前まではたばこを吸っておったわけでございまして、たばこを吸われる方の気持ちもわかっておるところでございますが、たばこを完全に否定しておるものではございませんで、今のたばこの置かれている環境の中でお吸いいただくことをお願いしておるわけでございます。その中で、先ほどからも分煙ということが出ておるわけでございますが、分煙につきましては、先ほども申しましたように、完全な施設内での分煙は不可能というような研究も出ておるところでございまして、また、分煙室を設ければ、その分煙室の掃除をしていただく方の健康という観点からも考えなければならないわけでございまして、健康増進法、あるいは、昨年6月に改正がされました労働安全衛生法でも受動喫煙の防止がうたわれておるところでございますので、現在の施設の外での喫煙でのご協力を今後もお願いしたいと思っております。

◆15番(粟津寬三君) 
 私がおかしいんですかね。どうせかみ合わへんと思いますので、私の考えをお話しさせていただきます。
 マスコミや評論家によってたばこの害が針小棒大に吹聴されてきたため、二極化現象を引き起こした。穏やかに考えれば一笑に付す話なのに、平山論文なるものが、受動喫煙は体に悪い、肺がんになると主張したのがそもそもの根源、たばこと肺がんに因果関係があるかのように伝えられてしまったのです。不思議なことに、喫煙者人口が減少、肺がんになった方が増加しています。何とも思っていなかった方々が、子どもに悪い、健康に悪い、そのように洗脳して、たばこ嫌いな人を増幅させ、嫌煙家にしたことに問題があるのかなと、何かの記事で見ました。私の知る限り、肺がんとたばこの因果関係を立証できた人は誰もいないはずです。もし間違いがあれば、後ほど教えてください。勘違いされたら困るのですが、喫煙権を主張するつもりはありません。たばこは、あくまで嗜好品の一つとしてダンディーにたしなむものだと考えております。
 喫煙者の多くは、限られた場所で喫煙を余儀なくされても、それを受け入れています。風の向きも考えています。喫煙可の飲食店で飲食するときでも気をつけています。喫煙者は非喫煙者と共存することを望んでおります、仲よくしたい。
 歴史上、禁煙を国家として最初に行ったのはナチスドイツだそうです。ヒトラーは国民の健康を理由に禁煙を徹底しましたが、彼の政策は後に、精神病患者や知的障がい者安楽死、さらにはユダヤ人の大量虐殺という暴挙にまでエスカレートしました。禁煙を優生学へとつなげたナチスの思想は、アーリア人を最良の人種として、人種政策へと変わり、あのホロコーストの悲劇は起こりました。この歴史的事実をどう思いますか。強調しますが、喫煙が正しいとは思っていません。ただ、喫煙をある程度許容する余地を社会に残していくことも、息苦しくない世の中にするために必要だと考えています。たばこにかかわるすべてを否定してしまう発想は、はっきり言ってナチズムそのものです。
(後略)

湖南市 平成27年12月 定例会 12月07日-03号

◆15番(粟津寬三君) 
(前略)
 そこで、次はリフレッシュというところに進ませていただきます。
 私は愛煙家でございます。たばこが大好きでございます。体によくないのはよくわかっております。副流煙が悪いというのもよくわかっております。だから、分煙をしないといけない。これも当然のことだと思っております。少数意見に耳を傾ける市政をしている湖南市、少数の愛煙家に対して、どのようにお考えであるかお聞かせいただけませんでしょうか。

◎政策調整部長(中川正己君) 
 基本的に、私がお答えする部分ということでございますけども、職員のリフレッシュ方法としての喫煙というご質問と捉えさせていただきます。
 職員の勤務のうえでございますけども、当然のことですけども、勤務時間の中で一定の休息時間をとるとともに、業務効率を向上させるために必要ということでございますし、業務に支障のない範囲で、決められた場所で喫煙すること、また湯茶等をとることということは、日常認めているところでございます。
 ただし、公共施設、特に官公庁ということでございますと、多数の市民の皆様が出入りをされる施設ということもございますので、健康増進法の趣旨でいいますと、全面的な禁煙が望ましい施設ということになってございますけども、先ほど言いましたように、一定のリフレッシュ効果もあるということで、基本的に分煙という形で、喫煙の場所を定めさせていただいて、対応させていただいているということが実情でございます。
 以上です。

◆15番(粟津寬三君) 
 来庁者や視察研修に来られるよその市町の議員や職員の方の中にも、愛煙家はおられると思います。愛煙家いじめにならないように配慮をお願いしたいと思うのですが、私ども、たばこを吸う者は、気遣いさせていただいているつもりでございます。例えば口の中にしゅしゅっとするようなものをしたり、ガムをかんだりとかということもして、気を遣っておるのですが、家族などには、酒、コーヒー、ニンニクのように臭いということも言われ、最近では加齢臭もするぞということも言われ、それでも気にしながらやっておるのです。今後、スモーカーハラスメントにならないようによろしくお願いしておきたいと思います。
 これで私の質問は終わらせていただきます。



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