柏原市議会議員選挙(2021.9.12)候補の喫煙に関する議会発言

2021年9月12日に柏原市議会議員一般選挙が投開票される。定数16に対し、21人が立候補した。

※追記: 本稿で紹介した候補者は全て当選した: 柏原市議会議員一般選挙 開票状況速報 22時43分(最終) | 大阪府柏原市

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柏原市議会議員一般選挙 開票状況速報 22時43分(最終)

平成29年度以降の市議会の議事録を「たばこ」、「禁煙」、「喫煙」で検索し、受動喫煙防止や不法投棄等のタバコ対策に関する発言を調べた。

目次:

新屋(しんや) 広子 候補

非常に多くの発言がある。頼もしい。

柏原市 令和3年6月 厚生文教委員会 06月25日-01号

健康かしわら21計画策定事業に関する発言:

◆新屋広子委員 ありがとうございました。細かい計画も聞かせていただきました。
 健康増進法の一部改正をする法律が成立しまして、昨年、2020年4月から全面施行されました。望まない受動喫煙を防止するための取組が、マナーからルールへと変わっております。その点もしっかりと踏まえてつくっていただきたいと思いますので、要望をさせていただきます。

柏原市 平成30年9月 厚生文教委員会 09月21日-01号

環境美化について:

◆新屋広子委員 ありがとうございます。ボランティアである環境美化推進員さんの活動というのは、一定の抑止効果もありまして、大変ありがたいなと思っております。
 ただ、一部の地域といいますか、地域によっては、たばこのポイ捨て、または犬のふん公害等の苦情もありますので、ボランティアの方々が苦にならない程度に、いろんな他市での環境美化の成功例もありますので、そういったところも研究していただいて、引き続き環境美化に取り組んでいただければと思いますので、よろしくお願いいたします。

柏原市 平成30年3月 厚生文教委員会 03月19日-01号

胎児や乳幼児への受動喫煙、禁煙対策について:

◆新屋広子委員 ここのところで何点かお尋ねしたいと思うんですけれども、まず初めに、161ページ、162ページ、163にかけてなんですが、母子保健事業がございます。おなかの赤ちゃん、胎児とか乳幼児などは、受動喫煙によって健康に大きな影響を及ぼします。いろいろ保健指導として妊産婦に対してどのように受動喫煙対策ということで取り組みをされているのか、お尋ねしたいと思います

◆新屋広子委員 ありがとうございます。妊娠届け時とか、またいろんな健診のときにも指導はしていますということで理解しました。
 ところで、今の柏原市内の喫煙の状況というのはどのようになっているでしょうか。

◆新屋広子委員 ありがとうございます。健康増進事業にも含まれるのかなとは思うんですけれども、以前吸っていて現在吸わない方を含めて、現在吸っておらない方というのが84.9%ということで理解をいたしました。
 具体的に健康増進事業で取り組まれる禁煙対策について、どのように取り組んでおられるのか、お尋ねします。

◆新屋広子委員 ありがとうございます。
 受動喫煙防止につきましては、去年の6月議会のほうでも、健康福祉部だけじゃなくて市全体で考えていかないといけないんじゃないかということでお話もさせていただいております。
 国のほうでも、いよいよ健康増進法の一部を改正する法律案も閣議決定をしまして、望まない受動喫煙の防止を図るための対策もいよいよ講じられようとしているわけであります。この中で、地方公共団体は、望まない受動喫煙が生じないように、受動喫煙を防止するための措置を総合的かつ効果的に推進するよう努めるというふうにしているわけです。
 受動喫煙健康被害の因果関係というのは医学的も実証はされているわけで、ご存じだと思うんですけれども、柏原市におきましても、今回改正が予定されております健康増進法と連動をしまして、第3期健康かしわら21計画に定められている市が取り組む健康づくりをますます、もっと強力に進めていただきたいなと思いますので、よろしくお願いいたします。

柏原市 平成30年3月 定例会(第1回) 03月12日-04号

健康寿命について:

◆9番(新屋広子議員) 
 さて、厚生労働省が、去る3月9日、介護の必要がなく健康的に生活できる期間を示す健康寿命を公表しました。報告によりますと、2016年は男性72.14歳、女性が74.79歳で、前回調査された2013年から男性は0.95歳、女性は0.58歳延び、元気に過ごせる期間が長くなり、平均寿命と健康寿命の差は縮小傾向が続いています。
 都道府県別で健康寿命が最も長いのは、男性が山梨県の73.21歳、女性は愛知県の76.32歳、厚生労働省の担当者は、山梨はがん検診の受診率が高く、愛知は健康づくりを推進するための市民ボランティアを養成していると、上位県の取り組みを紹介しています。若いうちから、食生活の改善や運動不足の解消、禁煙対策など、これまで以上に取り組みを続ける必要があると感じます。

◆9番(新屋広子議員)
国保加入者のみならず、市民全体が、健康への意識の向上、運動不足の解消、禁煙とか、がん検診の受診とか、そういうものも図れるように健康福祉部全体で取り組んでいただき、これが医療費の削減にもなり、健康寿命の延伸にもつながっていくと確信いたします。

柏原市 平成29年12月 定例会(第4回) 12月13日-02号

中学校での、がん教育について:

◆9番(新屋広子議員) ありがとうございます。
 喫煙の害であったり、また性教育等に関連して、がん予防等を学ぶ機会があったというふうにお聞きをしております。

柏原市 平成29年10月 厚生文教委員会 10月27日-01号

健康かしわら21策定検討会について:

◆新屋広子委員 ありがとうございます。
 細かい計画を立てていただいておりますので、これに基づいてしっかり実施のほうもお願いしたいと思います。
 先ほどがん検診のところで、基本計画が閣議決定されたという方針のこと言いましたけれども、その中に、がんの1次予防ということで、成人の喫煙率12%以下という目標を維持すること、また、妊娠中の喫煙をなくすという、そういうこともうたわれておりますので、あわせまして、市民の健康ということで、どうかよろしくお願いいたします。

柏原市 平成29年6月 定例会(第2回) 06月20日-04号

◆3番(新屋広子議員) 
 次に、整理番号25番、健康ということで、受動喫煙防止についてお尋ねしたいと思います。

◆3番(新屋広子議員) ありがとうございます。
 細かく、どんだけたばこがあかんのかということもお話ししていただきました。
 これは、先ほども答弁にありましたけれども、主流煙と副流煙というのはよく聞かれると思います。もう一つ、たばこを吸っている人が口から吐き出す呼出煙というのがあるんですけれども、火がついているたばこの先から出る副流煙が最も悪いということで、それが主流煙とどのぐらい有害物質と差があるかというものをあらわした図であります。(資料を示す)一目瞭然でありますが、赤いほうが副流煙で、灰色のほうが主流煙ですけれども、一酸化炭素に至っては4.7倍、またタールは3.4倍、アンモニアが46倍、ニコチンが2.8倍。これだけ、やっぱり副流煙のほうが有害物質がたくさん含まれているということであります。
 また、主流煙というのは酸性で、副流煙アルカリ性ということで、目や鼻の粘膜を刺激いたします。喫煙者というのは、自分の意思で吸うわけですけれども、周囲にいる人たちは受動的に吸わされるということになります。それが特に害のないものであるならば、それでいいんですけれども、たばことなるとそうはいきません。
 また、ご存じの方もあるかもしれません、たばこを吸わない人が受動喫煙によって肺がんなどにかかり、余計にかかった医療費は、2014年度の1年間で約3,231億円に上るということが、このたび厚生労働省の研究班の推計で明らかになっております。
 さらに、受動喫煙によって肺がんになるのが約1万1,400人で、医療費にしますと335億円、虚血性心疾患は約10万1,400人で955億円、脳卒中は約12万9,600人で1,941億円だったそうです。また、受動喫煙による疾患で患者さんが入院治療した場合、仕事の欠勤などによる生産性の損失は年間約821億円、そういう結果ということで言われております。
 この研究班は、喫煙者の医療費も推計したそうですけれども、たばこを吸うことで胃がんや肺がん、虚血性心疾患などにかかってかかる医療費は年間約1兆1,700億円、そういう結果も出ております。
 最近は、主流煙、副流煙のほかに三次喫煙という考え方も出てきました。髪の毛とか服とか、床、壁、カーテン、そういったものに付着するものであります。
 たばこに関しましては、経済的な損失だけではなく、先ほどもありました健康面への影響も最も大きいということを考慮して、対策を検討する必要があるかと思いますけれども、市内の公共施設の受動喫煙防止対策についてどのようにお考えか、お聞きしたいと思います。

◆3番(新屋広子議員) ありがとうございます。
 答弁の中で、現在、厚生労働省において、公共施設等の建物内禁煙、施設内禁煙等を規定した受動喫煙防止対策を強化するための健康増進法の改正案が検討されているということでありました。今国会では見送られましたけれども、今後も検討もされていくかと思います。
 また、神奈川県とか兵庫県、あと神戸市など、先進の自治体では、官公庁施設を含む公的空間においての受動喫煙の防止等に関する条例等も制定をされております。本市の方針についてお伺いしたいと思います。

◆3番(新屋広子議員) ありがとうございます。
 法案の動向も見ていかないといけないわけですけれども、ぜひとも庁舎の建設のときには、この条例化も視野に入れながら進めていただけたらなと思います。
 たばこを吸うのは、本当に個人の自由かもしれません。ただ、マナーとか嗜好といった言葉では済まされないのがこの受動喫煙、また三次喫煙の問題であります。喫煙という自分の行為が家族や周囲の人の健康をも脅かすものだということを、いま一度認識をしていただきまして、吸う人も吸わない人も一緒になって意識改革することも必要と考えますので、どうかよろしくお願いをいたします。

山口 由華(ゆか) 候補

柏原市 令和2年12月 定例会(第4回) 12月10日-02号

環境美化に関する発言:

◆6番(山口由華議員) 
 整理番号25番、環境美化。
 近頃は、犬の散歩のときに、飼い主の方がペットボトルの水をかけて流してくださっていたり、また毎朝、市民の方が袋を持ってごみを拾ってくださっていると、そういう光景を目にします。美化意識が高く、大変うれしく思っています。その反面、みんなが通る道路に犬のふんの放置とか、道端にはたばこの吸い殻、側溝にはいろんなごみがたまっているということもあります。ほんの一部の方の不始末で迷惑を受けている方々もいます。これまで多くの議員の皆さんがこれを取り上げて質問されてきていますけれども、改めて環境美化の取組についてお聞きします。

◆6番(山口由華議員) ポイ捨てされた後の清掃による美化意識というのも大切ではありますが、ふん放置をさせない、ポイ捨てをさせない、そういった事前の公衆衛生の意識の啓発がなされて初めてこの条例の意義と責任が満たされるわけです。ましてや、今コロナ禍で、ペットとはいえふん尿が放置されること、捨てられたマスクというのがある。一度くわえたたばこを環境美化推進員さんとか市民の方が拾っていただいているという状況は大変気が引けます。衛生管理が重視されている中で、こういったことのないように、できる限り減らすように、そしてポイ捨てをさせないことが重要ではないでしょうか。

鶴田 将良(つるた まさよし) 候補

柏原市 平成31年3月 定例会(第1回) 03月11日-04号

環境美化に関する発言:

◆5番(鶴田将良議員) 
 また、柏原市のまちの状況は、市長の姿、形、顔であります。まちが汚ければ男前の市長が台なしです。野良猫のふん公害、たばこのポイ捨て、古い看板を初め、不法投棄等、罰金の条例はあっても執行はされていません。まちが美しくなれば、市民の住民の笑顔がふえます。どうぞよろしくお願いしておきます。これはこれからの空き家対策にもつながりますので、どうぞよろしくお願いしておきます。

柏原市 平成30年3月 定例会(第1回) 03月08日-02号

◆5番(鶴田将良議員) 先日も大和川、石川のクリーン作戦も実施され、美しい生活環境は誰もの願いであります。
 一方、たばこのポイ捨て、本当に清掃中、特に目立ちましたが、野良猫のふん被害も多い中、ふん被害やごみ箱をあさる等の苦情も多々お聞きします。

中村 保治(やすはる) 候補

元喫煙者。議員一年目に卒煙。

柏原市 平成30年3月 総務産業委員会 03月15日-01号

職員の態度について:

◆中村保治委員 本当に見事な、わかりやすい答弁、ありがとうございます。
 そこで、実は私も今回、職員の方々のことを、ずっと今までこういう委員会や本会議では言いませんでしたけれども、きょうはあえて表に出させていただきますけれども、例えば、朝8時半、8時45分、9時、9時15分、いろいろ時間帯を変えて私は登庁しました。そのときの職員の方とのやりとり、挨拶の仕方、全部見せていただきました。
 挨拶がない、手をこうやって突っ込んだまま会釈をする、中にはたばこを吸いながら、そのたばこを僕の顔を見た途端に手品みたいに引っ込めて、挨拶しながら出ていって、僕が消えたらたばこを吸う。現実に、いまだにそれはございます。
 庁舎内でも、実際に会釈をすると、手をこうやって突っ込みながら挨拶する。私は、このこと自体がどうなんだろうと。研修をいっぱいやっている、今回、庁舎が3年後に新しくなる。外側はきれいになるけれども、中身が変わらなかったら市民の方に申しわけない。私自身も襟を正して、本当に挨拶一つ、言葉一つ、責任ある行動と責任ある言動をもってきょう臨んでいるんです。手を突っ込んで会釈をする。私はいろんな職員に聞きました。あり得ません。あり得るんですよ、いるんだから。
 挨拶もしたりしなかったり。あるとき、こういうことがありました。8時45分はまだ仕事前なんで、何で挨拶する必要があるんですかと平気で僕にぶつけてきました。ある方は、私たちは庁舎内でたばこを吸っていないけれども、議員さんは吸っているじゃないですかと。
 僕が新人1年目のときは、たばこはヘビースモーカーで、寺田さんはよく知っていますが、本当に部屋の中でも吸っていました。先輩2人から、頭が痛いな、いろんな、僕に気づかせるようにされたんです。ああ、頭痛ですか、バファリンありますよ。まさに全然たばこを吸っている感覚がわからなかった。私は、1年目でぴたっとやめた、この事情を説明すると時間がないのでやめますけれども、やめました。やめて自分とたばこを吸っている……。ああ、これはまた後で触れますけれども、ちょっとたばこの話は置いておきます。

受動喫煙により頭痛で苦しむ先輩に対して、「バファリンありますよ」って何とも酷い話である・・・

◆中村保治委員 実績はないということは残念でありますけれども、ちょっとここで喫煙の部分に大きな健康問題があるということで、休憩時間に限り喫煙が許されているといわれておりますけれども、ルールが破られているということはないでしょうか。お尋ねします。

三次喫煙(喫煙後の残留物質による受動喫煙)について:

◆中村保治委員 この話はちょっと、すごくつらい話になるんですけれども、職員のみならず私たち議員も、やはりこうやって登庁、市役所に来させていただいて、職員の方のみならず、本当は、この議論をすると後で幹事長さんたちから怒られるんで、ちょっとこの程度にあれしますけれども、やはりたばこを吸う方の権利、たばこを吸わない人の権利、そこをもう一度しっかり理解する必要があるんじゃないかなと。ですから、本当に仕事の中で、お昼休みに当然たばこを吸われるのは自由ですし、仕事前についても自由ですけれども、ちょっと最近、特に感じるのは服。
 またさっきの話に戻ってすみません。15年になるんですよ、たばこをやめて。今までそんなことに気づかなかったんですけれども、今はもうすごく敏感で、エレベーターに一緒に乗っただけで、その方がたばこを吸っているかどうかもすぐわかるし、窓口業務に一緒に行ったら、市民の方が行ったときにも、担当者がたばこをしっかり吸っていることもわかります。
 それは何を言いたいのかということなんですけれども、実はたばこを吸う権利、たばこを吸わない権利、それと、受動喫煙ということも含めまして、この点を要するにエチケットとして、たばこを吸われても結構なんですけれども、服に何らかのスプレーをして窓口業務に臨んだり、また、いろんな役所内での打ち合わせをするときも、やはりエチケット、相手の方の気持ちも感じてあげて、たばこを吸う権利、たばこを吸わない権利ということを、もう一度このことも、先ほどの出だしの挨拶に関係するんですけれども、その点、ルールは守っていただいていると、承知していないところです。
 この点は、市長さん、たばこを吸っておられるかどうかは詳しくはちょっと関係ないんですけれども、このエチケット、庁舎が3年後に、下手したら敷地内で吸えなくなるかもしれない。では、分煙の問題、また、たばこを吸う人の気持ち、たばこを吸わない人の気持ち、この点をどういうふうにしたらいいかなと私はちょっと感じるんですけれども、その点はいかがでしょうか。

◆中村保治委員 ありがとうございます。本当に市長に答弁を求めて申しわけありません。
 ワークショップの話がございましたけれども、これも一つの議題というか、テーマに挙げていただいて、例えば、スプレーの名前は言えませんけれども、たばこを吸われる場所にいつでも消臭スプレーがあって、ああ、そうだなと、スプレーして臨もうと、市民の方に今からお会いする、やっぱり気持ちを、不快を持たせることはやっぱりまずいな、そういうことをチームでいろいろお話をされたら、たばこを吸う人の権利も守られてくるし、また、吸わない方の権利もそこで守られてくるんじゃないでしょうか。

※消臭スプレーでは、タバコ煙由来の有害物質を無害化することは出来ない。





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