吹田市長選挙とスモークフリーシティー
4月21日に吹田(すいた)市(大阪府)において市長選挙、市議会議員選挙がある: 吹田市|平成31年執行 統一地方選挙のお知らせ
市長選挙には3人が立候補した。現職と元職の市長、そして市会議員だ。現職の後藤候補はスモークフリーシティを推進している: 吹田市|すいたプロジェクト始動!。喫煙者をなくすことが究極の目標である。この行く末に関心がある。そこで3人の候補の喫煙や受動喫煙に関する発言を調べて見た。情報源は吹田市議会の議事録である。それぞれの候補者に問い合わせてはいない。随分と前の情報もある。以下に引用する発言は一部に留まる。議事録はここから検索出来る: メインメニューページ。たばこ、スモークフリー、喫煙、禁煙などで検索するとよい。
後藤 圭二 候補(吹田市長)
吹田市 平成30年 2月 定例会 03月06日-05号
たばこの対策につきましては、じわじわではございますが、喫煙禁止地域も広げております。ゴールとしては、市内全域を路上喫煙禁止地域、スモークフリータウンを目指すということを明らかにしております。
その上で、ただいま御指摘のありました受動喫煙禁止という観点ですが、もちろんそれは入ってますが、それはメーンではございません。吹田市が進めようとしているのは、喫煙者本人の健康問題を取り上げております。循環器病撲滅の市というスローガンを上げようとしておりますが、運動と食とたばこ、これについて権利はございますが、病気になったときの医療費は税で補われます。そういう意味でも、一人でも喫煙者がなくなる、そういうまちを目指しておりますので、よろしくお願いいたします。
吹田市 平成30年 12月 予算常任委員会 12月19日-06号
本市が進めようとしている循環器系の疾病対策におきまして、一人でも喫煙者を少なくすること、そして公共空間での喫煙環境を厳しく制限をすることが重要だと考えております。
本市は10年近くにわたり、全ての公共施設において敷地内禁煙を進めてきました。これまで積み上げてきた取り組みをさらに強化すべき状況において、部分的とはいえ緩和をすることはいたしません。
えのき内 さとし 候補(吹田市議会議員)
路上喫煙禁止地区での実効性の確保に関心があるようだ。過料徴収の必要性や周知方法の効果測定について質問している。
吹田市 平成26年 9月 福祉環境委員会 09月18日-01号
だから、誤解を恐れず言えば、見せしめ的にでも、しっかりと過料を、勧告を聞かない人には科して、もっと言えば、今月は何人、過料が科されましたと。例えば、交番の前で、今月の事故数とかが書いているじゃないですか。あれは別に事故数を公開したいわけじゃなくて、身近なところでこんなに事故が起きているんだということを、やっぱり知らせることで交通安全に関する意識啓発の効果があるから貼っているんだと、僕は思っているんです。だからこれも、過料を科されることに決まって、ちゃんと聞かなかったら、自分も科されるかもしれないなと思われないと、抑止力になり得ないんじゃないかと、そんなふうに思うんですけれども、いかがでしょうか。
吹田市 平成27年 7月 福祉環境委員会 07月29日-01号
たばこに関してなんですけど、先ほど井上委員に対する答弁で、摘発がゼロ件ということで、もう何カ月もたつのに、摘発を全くしていないというのは、ちょっとやる気がないんと違うかなというふうに思うんですけれども、もっとしっかりと、これをやっぱりやっていかないと、もともとこれが抑止力だということは、当然わかっていますけれども、それはできるところはしっかりと、結果はともあれ、役所として摘発のノルマが何件とかということをしっかり掲げてやるとか。
また、喫煙所のところに、今月の摘発件数、前も申し上げましたよね。交番の前に、今月の交通事故は何件、死亡事故は何件とか。あれはこれだけ危ないから気をつけなあかんということを、市民の方に知らせる効果があるわけですから、まさに抑止力としてやるわけですから、役所がこれだけの摘発の目標件数を持って、しっかりやってると思ったら、このまま吸っとったら捕まるかもしれんと思ってもらうぐらい、びっくりしてもらわないと、実際、過料を設定して、予算で収入に過料の金額がなかったり、言ってるだけで、あいつらやる気がないと思われるわけです。そこはしっかりと取り組んでいただく必要があるんではないかと思うんですけども、部長を含めていかがでしょうか。
吹田市 平成29年 3月 福祉環境委員会 03月09日-01号
二つ言って、ややこしくして申しわけないんですけども、申し上げたかったことは、要は歩きたばこのときに、そのQRコードまで地面に張りつけて、予算をつけてやって、実際、これをどれぐらいの人が見てくれてるのかとか、効果測定できてないのはおかしいんじゃないですかという、過去の議会の指摘があって、それをさらに現状できてないということを踏まえて、またホームページを新しくつくるに当たっては、当然そういった把握であったりとか、市民の市税を使ってやるわけですから、それがどういった効果があるのかといったような、ホームページの分析ぐらいは当然してもらわなくちゃいけないなというふうに思うわけなんですよ。そういう趣旨で聞いておりまして、どの程度アクセスがあって、それがちゃんと市民の役に立ってるのか、そういったことは予算をつけて実行する以上は、ちゃんと分析、解析してくださいよと、そういう話なんですが、どうですか。
パチンコ屋の広告規制の必要性を論じる中で、タバコ広告の規制を引き合いに出している。タバコの健康への害また依存性について認識があると考えてよさそうだ。(※実際は現在、タバコのテレビCMについて法や条例による規制はない。)
吹田市 平成29年 2月 定例会 03月08日-05号
広告規制については、景観を損ねるからという理由のみならず、これが社会悪であるからこそ規制すべきであると考えます。かつては、たばこについてテレビCMなども行われておりましたが、これは規制されました。国民の健康を害するからであります。依存性があるものについては、特にそれを助長する広告を規制していく必要があります。
パチンコ屋には看板を出させないか、出すときには、たばこの警告表示のように、ギャンブル依存症がいかに人生を破壊するかを表示することを義務づけてはどうかと思います。また、パチンコ屋の周囲の市道には、ギャンブル依存症を予防する啓発看板を設置すべきと考えますが、いかがでしょうか。
かつて、たばことかが、昔はテレビのCMとかでもたばこは流れてましたけども、それは規制でなくなったりとか、そういったことも、ちょっとずついろいろ変わっているんだと思うんですけれども、そういった社会悪とでも言うような業態については、できる限りの規制をしていくべきだと考えます。
阪口 よしお 候補(元吹田市長)
健康増進法に基づき公共施設での受動喫煙防止を進めたようだ。
吹田市 平成22年 5月 定例会 05月25日-05号
本市におきましては、受動喫煙を防止し市民の健康を守るため、平成21年(2009年)4月から市の公共施設での敷地内禁煙に取り組んでおりまして、その施設数は着実にふえてきておる状況でございます。引き続き皆様の御理解、御協力のもと、すべての施設におきまして、敷地内禁煙を進めてまいる所存でございます。
今後とも健康づくり都市宣言のもと、市民一人一人の生涯にわたります健康づくりを推進し、だれもが安心、安全に暮らせるまちの実現を目指してまいります。
吹田市 平成15年 7月 定例会 07月30日-03号
最後に、受動喫煙防止についての御質問に御答弁申し上げます。
市役所の出先施設も含めた各施設におけます受動喫煙防止の取り組みは、先ほど担当部長がお答えいたしましたように、全面禁煙、分煙、時間禁煙等により実施しているところでございます。
たばこの有害性につきましては、医学的な見地から広く議論されてきているところでございまして、今後の取り組みといたしましては、本庁舎を初め各施設における利用者や職員の健康への影響等を踏まえながら、健康増進法の趣旨に添いまして策定中の健康すいた21にも反映できますよう、必要な受動喫煙防止策を検討してまいりたいと存じます。
環境美化に関する条例を改正し、喫煙禁止地区の指定を可能にした。
吹田市 平成16年 9月 定例会 09月24日-05号
歩行たばこ禁止条例の制定と、江坂地域を歩行たばこ禁止のモデル地区として実施することについてでございますが、私は環境美化につきましては、市民の皆様との協働のもと、全市的に取り組んでいかなければならない重要な課題と考えております。
特に、歩行喫煙の防止につきましては、基本的には喫煙者のモラルの問題であると思いますけれども、環境美化の観点だけでなく、通行人の安全等も含めまして、都市環境の改善にかかわる問題でもございます。
先進市におきましては、モデル地区を指定して重点的に取り組み、効果を上げられておられますが、条例の実効性を上げるためには地域との協働が不可欠でございますため、本市におきましてもそうした先進市の事例を参考にしながら、条例化に向けて検討してまいりたいと考えております。
吹田市 平成17年 3月 定例会 03月04日-01号
環境美化につきましては、「環境美化に関する条例」の改正により、環境美化推進重点地区において、たばこのポイ捨ての多い地域を喫煙禁止地区に指定し、清潔で美しいまちの保全を図ってまいります。本年4月から江坂駅周辺地域で実施してまいります。