摂津市議会議員選挙(2021.9.19)候補者のタバコ対策に関する議会発言

2021年9月19日に摂津市議会議員一般選挙が投開票される。定数19に対し、24人が立候補した。

※本稿で紹介した候補者は、ならむら一臣候補を除き、当選した:

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摂津市議会議員一般選挙 開票速報

市議会の議事録を「たばこ」、「禁煙」、「喫煙」で検索し、受動喫煙防止や路上喫煙規制等のタバコ対策に関する発言を調べた。

議会での関心がとても高く、発言が非常に多い。過去4年間の発言はとても全ては紹介できない。

そこで、市長が議会で市役所の敷地内全面禁煙を2019年7月1日より実施予定であると表明した、平成31年以降の議会発言を紹介する。

摂津市議会議員一般選挙(令和3年9月19日執行)/摂津市
摂津市議会

目次:

摂津市における受動喫煙対策

健康増進法の改正を受けて、2019年7月1日より市役所庁舎等の職員勤務施設、さらに2020年4月1日より他の公共施設も敷地内全面禁煙となった:
muen-desire.hateblo.jp

摂津市健康づくり推進条例等により路上喫煙が規制されている:
www.city.settsu.osaka.jp

福ずみ 礼子(ふく住 れいこ) 候補

候補者の中でも、とりわけ発言が多い。

摂津市 令和2年12月 定例会(第4回) 12月17日-03号

◆福住礼子議員 がん教育を通して、喫煙による身体への影響、また、食生活や生活習慣の改善など、日常において心がけることを学び、さらには命の大切さを学んでもらいたいと考えます。

摂津市 令和2年12月 定例会(第4回) 11月30日-01号

受動喫煙防止の取り組みにつきましては、令和元年7月から市役所本庁舎、消防庁舎、上下水道部庁舎の敷地内完全禁煙を実施され、9月には阪急正雀駅周辺を禁止区域に指定されたことを評価いたします。将来は、全市域の禁煙区域指定に向けて推進していただくとともに、喫煙者に対する可能な限りの配慮もお願いし、要望といたします。

摂津市 令和2年11月 民生常任委員会 11月13日-01号

10番目、環境政策課の環境美化事業についてです。影響があったかどうか分からないけども、ぽい捨てが減ったかなという、それは私も、この3か所の駅前に立っていて感じるところであります。ただ、阪急正雀駅近くには吸いがら入れを置かれている店舗がありまして、そこでたばこを吸い終えていくという方が結構いらっしゃいます。また、その後方を歩いている方が、それに対して禁煙エリアなのにというふうに不満を漏らされる方もいらっしゃるのが現実であります。路上喫煙禁止及び環境美化エリアとしての取り組みでもありますので、どうか保健福祉課と環境政策課が相互に協議をしながら、この事業が周知と定着ができるように努めていただくことを要望し、終わらせていただきます。

摂津市 令和2年3月 民生常任委員会 03月17日-01号

◆福住礼子委員 それでは、摂津市健康づくり推進条例の一部改正においての条例制定の件ということでございますけども、今回、4月1日から健康増進法の改正に伴って、禁煙の取り組みになってくるかと思っております。まず受動喫煙、これをとにかく避けていこうという、こういうことがあろうかと思います。本人は喫煙していなくても、副流煙や喫煙者が吐き出す煙によって、結果的にたばこの煙を吸わされてしまうこと、このことを受動喫煙というふうに言われております。
 そんな中で、今回、受動喫煙をしないために、考え方としては、望まない受動喫煙をなくすこと、二つ目は、受動喫煙による健康影響が大きい子どもや患者等に特に配慮をすること、また三つ目には、施設の累計や場所ごとに対策の実施をすることということで、さまざまな設置をすることや、禁煙ができること、分煙ができること、そういうことを表示しなきゃいけないとか、いろいろと決めごとがあると思うんですけれども、そんな中で、全面施行となる4月以降に違反をすると、罰則対象にもなるということが書かれてありました。
 そんな中で、屋外を含めた施設内が原則禁煙となる施設として学校、病院、児童福祉施設、行政機関、バス、航空機などについては屋内は完全禁煙、そして、喫煙室等の設備を設けることもできないということがございます。
 摂津市の特に庁内だけのことで限って言いますと、駐車場での喫煙をされている方というのが、やっぱりちらちら見受けられます。私も庁内の駐車場に車をとめて、植え込みのところを渡って、非常階段でいつも3階まで上がるんですけども、その植え込みのところに吸い殻がポイポイと見つかるんですね。私も、実際、市民なのか、業者の方か、それはわかりませんけれども、吸っておられる姿も見て、そこがやっぱりわかりにくいのかなというふうに思うんですけども、その点について、何か考えておられることがあれば、お聞きしたいと思います。

◆福住礼子委員 そのあたり、もっとわかりやすく、吸ってはいけないんだなとわかるような表示があればなと思います。
 ただ、摂津市内の中でも、今、禁煙エリアを設けて、のぼりを立てていますけれども、そののぼりの前でも吸ってる方がいるぐらいですから、なかなか制限というのは本当に難しいんだなというふうに思います。
 ただ、今回のこの制度が進むことによって、喫煙マナーがルールにということで、規則ということに変わってくることは、いつかどこかでみんながわかっていくことだと思います。実際に食事をするところでもかなり制限も設けられることから、皆さんの意識も変わってくるかと思いますけれども、ぜひまた庁内での検討をお願いしたいと思います。
 あと一点、堤防のところで休憩をしながらたばこを吸っておられる方もいらっしゃいます。そのことについて云々かんぬんは言うつもりはございませんけれども、受動喫煙ということは、煙が自分の目には見えないけれども、どこまで飛んでいるかということがなかなか気づけない。実際に実験をした中では、数十メートルまで飛んでるというような実験結果もありますので、そういったことも、この先には何か検討していく、市民から指摘をされる前に、この辺のことも頭の中に入れて、今後、対処される方がいいのではないかと思っておりますので、どうぞよろしくお願いいたします。

摂津市 令和1年12月 定例会(第4回) 12月02日-01号

健康づくりの観点から、路上喫煙禁止地区について、阪急正雀駅周辺を指定されたことを評価いたします。引き続き、当初予定されているモノレール摂津駅・モノレール南摂津駅周辺及び健都周辺を地区指定されることと、将来は全市指定を望みますが、子どもたちが集まる公園やちびっこ広場を禁煙区域に指定することを検討していただき、さらなる受動喫煙禁止の対策が進むことを要望いたします。

摂津市 令和1年10月 民生常任委員会 10月21日-01号

11番目、健康せっつ21推進事業についてですけれども、「うちのお店も健康づくり応援団の店」ということについては、府の取り組みということだったと思います。
 この内容は、メニューの栄養成分の表示やヘルシーメニューの提案、ヘルシーオーダーができる、また、店内禁煙といったことが条件のようです。協力店のステッカーを店に貼り出すことができるといったことも、取り組みの中にありました。
 それでは、市として、協力店舗をこれから拡大されようとしているのか、その点についてお聞かせいただきたいと思います。

摂津市 平成31年3月 民生常任委員会 03月13日-01号

それから同じところで、健康せっつ21推進事業についてでございますけれども、これはいろいろな委員の皆様からもお声がございました。新たな路上喫煙禁止地区を設定する、また公共施設の敷地内禁煙というのが実施をされてまいります。その中で、この庁内での職員が仕事をしている場で、もうそういったところで禁煙が始まっていくんですけれども、職員の健康推進という観点から何か取り組む計画はないでしょうか。お聞きをしたいと思います。

今回、路上喫煙禁止地区指定と環境美化推進とあわせて取り組んできました。新しい地域として正雀駅周辺の指定ということが定められているようでございます。その中で現在、JR千里丘駅周辺、そして阪急摂津市駅周辺の美化推進においての、何か今、課題というのがないのか、そういったことをお聞きをしたいと思います。

喫煙者数は全国で、成年人口に対して18%ぐらいだということです。
 職業別で見ますと看護師の喫煙率というのが随分高いそうです。これはやはり24時間交代勤務であったり、人命を預かる仕事という緊張感からなのかもしれません。そういうふうに見ますと、職員でいけば消防職員の方もそういった緊張感のある、また交代勤務でという仕事なのかなというふうに思います。たばこが吸えないというストレスだけがたまらないように、どうか、庁内禁煙の実施については、時間もまだありますので、職員の健康も含めた取り組みとなりますよう、これは要望とさせていただきます。

ふじうら 雅彦(藤浦 まさひこ) 候補

摂津市 令和2年11月 総務建設常任委員会 11月17日-01号

それから、8番目、同じく勤務時間内の喫煙禁止についてということが議題にされています。このことについて。

それから、労働時間短縮言いましたね、さっき。それと勤務時間内の喫煙禁止についてということでございますが、ちょっと答弁があまり分かりにくかったのは、昨年7月から敷地内禁煙が始まって、それで今、堤防のところに休憩時間にたくさんたばこを吸いに行かれてますが、ちょっと一部の市民からいろいろ声が聞こえてきてるわけですけども。そういう声は多分、担当課にも届いてるんだろうと思いますけども、そういうことも踏まえて、どのような対処をしておられるのか、もう一度ちょっと堤防問題、併せてちょっとお願いしたいと思います。

禁煙問題ですね、堤防で、あそこは合法的なんですけれども、ただ、いろいろ市民からの苦情もありますので、何かいい方法はないか、また一遍、今後の課題ということで検討をお願いしておきたいと思います。

摂津市 令和2年3月 定例会(第1回) 03月06日-02号

また、4月1日から受動喫煙禁止が強化され、禁煙マナーから禁煙ルールへと変わります。本市の路上喫煙禁止地区の取り組みについて、北大阪健康医療都市を指定地区に検討してはどうかと思いますが、どのように展開されるのか、ご答弁をお願いいたします。

摂津市 令和2年3月 定例会(第1回) 03月27日-04号

受動喫煙禁止防止については、4月より、コミュニティプラザやコミュニティセンター、公民館など市内公共施設が敷地内禁煙になり、さらに、現在、千里丘新町、健都に禁煙対策を推進されていることを評価します。先日、健都の住人からも要望がありました。早期の導入をお願いします。

摂津市 平成31年3月 民生常任委員会 03月13日-01号

15番目、健康せっつ21事業についてでございます。
 喫煙率の話も少し前進、減少しているという話でありましたし、STOP MIキャンペーンについての成果もこれから検証していくということでございます。これは見直しをする中で、より国循としっかり連携も深めながら、健康施策が大きく前進していくようにしっかり取り組みをお願いしておきたいと思います。これも要望とします。

摂津市 平成31年3月 民生常任委員会 03月11日-01号

平成31年度の事業としましては、新たな受動喫煙防止区域の設定というのがなされます。これは本会議でも、代表質問でもありました。
 喫煙率ですね、問題は。受動喫煙を減らす、そしたら喫煙者も減らしていくというような方法になるんだろうと思いますけども、平成24年度の現状では、男性は25.6%、女性が6.3%となっていましたけども、恐らく少しずつは減少していっているんだろうなというように思うわけですが。中間見直しも、ほぼ終わっているんだろうと思いますが、そういう中で、現状はどういうふうになってきているのか。

ならむら 一臣(楢村 かずおみ) 候補

摂津市 令和2年10月 定例会(第3回) 11月02日-02号

次に、3点目、路上喫煙禁止地区について。
 路上喫煙禁止地区における周知啓発活動について質問いたします。
 国においては、令和2年4月に改正健康増進法が全面施行され、健康増進に向けた取り組みが高まっているものと思います。本市におきましても、健康づくり推進条例に基づき、平成29年12月にJR千里丘駅及び阪急摂津市駅周辺を、令和元年9月には阪急正雀駅周辺を路上喫煙禁止地区としているところでありますが、まず、これまでの周知啓発の取り組み状況についてお聞かせください。

次に、路上喫煙禁止地区についてですが、これまでの取り組み状況については理解いたしました。私は、毎週、JR千里丘駅及び阪急摂津市駅周辺に立たせていただいておりますが、喫煙している方やたばこのポイ捨ては確実に減ってきていると認識しております。しかしながら、依然として歩きたばこや吸い殻ごみも存在します。また、近隣の吹田市などでは、喫煙者に対する過料を設定しているところもあります。これらを踏まえて、今後の当該地域における取り組みについてのお考えをお聞かせください。

◆楢村一臣議員 今後の取り組みについて理解いたしました。
 次に、昨年の第4回定例会でも質問いたしましたが、阪急正雀駅前のタクシー乗り場周辺について、特にたばこのポイ捨てが目立ち、今でも行くたびに10本から20本ぐらい吸い殻を拾っている状態で、具体的な取り組みを進めていくことが必要と考えます。民間事業者の管理地でもあり、難しい面もあるかと思いますが、対応策についてお聞かせください。

◆楢村一臣議員 事業者への協力要請ということでありますが、健康づくり推進条例の趣旨を踏まえ、きちんと説明すれば、協力は得られるものだと考えます。あと、モノレール摂津駅や南摂津駅についても、ポイ捨てされている吸い殻をシルバー人材センターの方が拾ってくれているという現状でありますので、モノレールの2駅周辺についても路上喫煙禁止地区に指定していただくことを要望し、この質問を終わります。

摂津市 令和1年12月 定例会(第4回) 12月17日-02号

次に、4点目、路上喫煙禁止地区について。
 平成29年12月のJR千里丘駅、阪急摂津市駅に続き、本年9月には阪急正雀駅付近周辺が新たに路上喫煙禁止地区として指定されたところでありますが、これまでの周知啓発等の取り組み状況についてお聞かせください。

次に、路上喫煙禁止地区についてですが、チラシの配布やのぼりの設置に協力いただいたということであります。私自身、毎週、阪急正雀駅のタクシー乗り場付近に立たせていただいておりますが、その際、周辺にたばこの吸い殻が捨てられているののをよく見かけ、タクシー乗り場の横に置いてある火ばさみとちり取りで、大体10分から20分、ポイ捨てされたたばこを拾っています。指定されてからまだ間もないこともありますが、阪急正雀駅周辺における取り組みの効果がどうであったか、お聞かせください。

◆楢村一臣議員 私も駅付近に立たせていただき、JR千里丘駅前や阪急摂津市駅ではたばこを吸う人が減っていると感じるところもありますが、実際にどれぐらい減っているのか、あるいは、まだどれくらいの方が吸っているのかについては、なかなかはっきりと見えてこない部分もあります。市民からの声を聞いて情報を得ることも大事ではありますが、市として事業効果をより正確にはかるような取り組みはしているのか、お聞かせください。

◆楢村一臣議員 これまでの取り組みにおいて、受動喫煙やたばこのポイ捨て防止等に一定の効果があったかと思いますが、今後、さらに効果的に事業展開を図っていく上でも、事業効果をしっかりと分析することは非常に重要であると考えます。例えば、阪急正雀駅においては、駅前のタクシー乗り場を見る限り、まだまだポイ捨てされたたばこが多く見受けられます。この場所については、民間事業者の管理地であると思いますが、現状を見る限りでは、タクシー乗り場の待ち合いのところにも路上喫煙禁止地区のポスターも張っていませんし、路面シールも設置されていません。外観では禁止地区になっているかわからない状況であります。ポスターの張りつけや路面シールの設置など、土地の管理者に協力を求めることは難しいことではないと思いますので、速やかに対応していただきますよう要望します。
 また、モノレールの摂津駅や南摂津駅周辺についても、シルバー人材センターの方が清掃しており、きれいな状態でありますが、だからといって任せておけばいいということにはなりません。先週、モノレール南摂津駅前に立っていたときに、シルバー人材センターの方が清掃しながら私に近付いてきて、「最近、たばこの吸い殻ふえたわ」とおっしゃっていました。最近、特に、シルバー人材センターの方が清掃してくれているからきれいな状態であること、JR千里丘駅でもたばこの吸い殻等を毎日拾ってくれている方もおられることを考えると、すごくイタチごっこになっているように思います。
 そのような中で、地域住民等の意見も踏まえつつ、まずはモノレールの二つの駅の周辺も含めて、今後の路上喫煙禁止地区の指定を検討していただくこと、そして、現状を踏まえて、シルバー人材センターの方の仕事をふやさないようにするためにも、事業効果を出せるよう要望いたしまして一般質問を終わります。

三好 よしはる(みよし 俊範) 候補

喫煙者。過去に3回禁煙に失敗。

摂津市 令和2年3月 定例会(第1回) 03月09日-03号

四つ目に、健康施策についてです。
 受動喫煙防止対策として、本年4月から市内公共施設で施設内禁煙が実施されます。例えば、コミュニティプラザでは、周辺が路上喫煙禁止地域であり、喫煙者にとって非常に厳しい状況になるため、喫煙禁止区域内でたばこを吸うことも想定されるのではないでしょうか。市として、喫煙者にも配慮し、喫煙所等を整備する考えはないのか、お聞かせください。

続きまして、健康施策についてですが、受動喫煙に関して全国的に取り組まれている中、駅周辺などの喫煙所を撤去したところで、撤去後、たばこのポイ捨てがふえているところが多々あります。また、路地裏の私有地の喫煙スペースに無断で人が集まり、隠れ喫煙所となっている例も報告されております。もちろん、摂津市民の皆さんがマナーを守らないとは申しませんが、先ほど、市民においても喫煙所を原則設置しないことに対して、賛否両論あるとは思うんですけども、その上で、喫煙率の大幅な減少を目指すということであれば、北風と太陽の童話のように、強制的に事をなし遂げる以外にも解決策はないのかと模索することも大切なのではないでしょうか。もちろん、健康面から受動喫煙対策を進めていくことは大切であると考えますが、コミュニティプラザでは長時間に及ぶ利用者も多いと思われます。喫煙者、禁煙者お互いが一人の人間として尊重できるように、環境整備をした喫煙所を設置するよう一度検討していただくことを要望いたします。

摂津市 令和1年9月 定例会(第3回) 09月20日-02号

◆三好義治議員 それでは、健康増進法の一部を改正する法律について質問していきたいと思います。
 この件につきましては、これまで、3月の代表質問、6月の一般質問でも、この法律以上の取り締まりを行う摂津市行政に対し、喫煙者に対する配慮をお願いしたいと訴えてまいりました。私は、たばこを吸う人も吸わない人も快適に過ごせる環境整備を第一に考えて、常に禁煙ではなく分煙対策を進めていくべきだと思っております。
 6月以降、公共施設内での分煙について検討はなされてきたのか、お聞かせいただきたいと思います。
 また、憲法で保障されている人権についての考えは、6月では中途半端でございましたので、改めてお答えをいただきたいと思います。
 それと、阪急正雀駅前周辺を路上喫煙禁止区域にしておりますが、小さな飲食店が多いということも6月に指摘をさせていただき、分煙措置をとるのは難しい店も多くあるということも伝えてあります。支援策はそれ以降どうされているのか、お聞かせいただきたいと思います。

◆三好義治議員 それでは、一問一答で行います。
 健康増進法の一部を改正する法律についてですが、るる質問していきたいと思っておったのですが、時間配分の関係で、今回は、このたばこについては、冒頭申し上げましたように、やっぱり喫煙者に対しても今後配慮を十分考えていただくよう要望しておきたいと思います。

摂津市 令和1年6月 定例会(第2回) 06月26日-02号

◆三好義治議員 それでは、健康増進法の一部を改正する法律について質問していきたいと思います。
 この法律は、2018年7月に健康増進法の一部を改正する法律が成立し、2020年4月1日より全面施行されます。この法律により、事業者だけでなく国民においても、望まない受動喫煙を防止するための取り組みがマナーからルールに変わります。この法律は、望まない受動喫煙の防止を図るため、多数の者が利用する施設等の区分に応じ、当該施設の一定の場所を除き喫煙を禁止するとともに、当該の施設等の管理について、権限を有する者が講ずるべき措置について定められております。
 摂津市は、この7月1日より公共施設敷地内全面禁煙を打ち出しました。この法律は、あくまでも受動喫煙防止対策を示したものであり、私も受動喫煙防止対策を講じるのは大賛成です。なのに、摂津市は、法律の趣旨に反し、公共施設敷地内全面禁煙を打ち出しました。行政の責務であります公平・公正で民主的な施策運営になっているのか、人間基礎教育で言われている思いやりに欠ける制度であると言わざるを得ない重大な決定事項であると思います。今回の措置については、喫煙所難民をどうしていくのか、そして、これが将来、差別、いじめ等につながっていくおそれがあると私は想定しております。お互いの価値観、趣味、嗜好を法律内で認め合うのが本来の行政運営ではないのでしょうか。
 たばこを吸う人は、たばこ税を払っているにもかかわらず、まるで反社会的なグループのように追いやられております。この法律は、喫煙場所を設けて完全分煙を図り、受動喫煙を防止するのが本来の法律の趣旨であると私は理解しております。たばこ税については、摂津市は過去、財政危機に陥りました。今日の摂津市民が安心して暮らせるのも、先人が努力し、行財政改革に取り組んだのと、平成18年度からのたばこ税の増収があったからと私は理解しております。そのとき、議長は私が務めておりました。たばこ税の増収施策は、摂津市の財政状況から、背に腹はかえられぬとの思いで、全会派一致のもとで企業誘致条例を制定し、たばこ税の増収が実現してきた歴史があります。摂津市におけるたばこ税の恩恵と先人が取り組んできた努力をどのように評価しているのか、お聞かせいただきたいと思います。
 法律の趣旨に基づいて、公共施設内は分煙施策に取り組み、喫煙コーナーを設置し、好まない受動喫煙対策を行うべきであると改めて主張しておきたいと思います。たばこ税が減収する等が見込まれる中で、我々は未来に責任を持たなければならないと思います。新たな将来に向けて財源確保はどのように考えているのか、お聞かせいただきたいと思います。
 法律では、従業員もしくは職員の募集を行う者に対しては、どのような受動喫煙対策を講じているかについて、募集や求人申し込みの際に明示する義務が課せられておりますが、摂津市は募集に対してどのようにされているのか、また、今回の敷地内禁煙に対して職員にどういう配慮をなされているのか、お聞かせいただきたいと思います。
 今回の摂津市の公共施設全面禁煙施策は、憲法第11条、第13条で保障されている個人の尊重、自由・幸福追求の尊重に反していると思いますが、マナーからルールに変わっている人権問題につながるおそれがあるが、どうでしょうか。
 それから、国、都道府県、地方自治体の責務について、法律では、周知啓発活動、飲食店における中小企業に対する助成制度等が責務として義務づけられておりますが、路上喫煙防止区域に当たる飲食店の対策はどうされているのか、また、中小企業が経営改善設備を取得した場合、特別償却または税額控除制度について、喫煙専用室にかかわる器具、備品等が対象になりますが、これらの中小企業への対応はどうされているのか、さらに、屋外における受動喫煙対策として、自治体が行う屋外における分煙施策の整備に対し、地方財政措置による支援がなされますが、路上喫煙防止区域は明確にされているが、喫煙可能場所はなぜ設置されていないのか、お聞かせいただきたいと思います。
 また、禁煙マップについてでも、他市は取り組んでおりますが、本市における喫煙者のルールを徹底していくのが本来行政の責務と思いますが、ルールを守らせる行政施策を望むところでありますが、こういった取り組みについてお聞かせいただきたいと思います。
 これらのことから、法律改正の趣旨の基本的な考えの、1、望まない受動喫煙をなくす、2、受動喫煙による健康影響が大きい子ども、患者等に配慮をする、3、施策の類型・場所ごとに配慮する、これらの解釈について明確にお答えいただきたいと思いますし、また、当局はどのような機関によって意思決定されたのか、教えていただきたいと思います。

◆三好義治議員 それでは、2回目、一問一答方式で質問していきたいと思います。
 まず、たばこ税についての必要性は十分に承知していると思いますね。その中で、部長が答弁したものと私の感覚が違うのが、このたばこ税については、平成25年、16億4,000万円、それから、平成26年度には7億6,000万円、それから、平成27年度に7億9,000万円、平成28年度で約17億円、平成29年度で7億3,000万円。というのは、平成27年度は、たばこ税収が上がって、それからまた平成28年度は税収が上がって平成29年度は下がってきたんですね。あんまり時間がないから、この件は追及はしませんけど、平成18年度に私が議長のときに企業誘致条例を導入したときの思いを込めて、市長、お答えいただきたいと思います。

◆三好義治議員 今、たばこ税の必要性は市長が十分述べていただきました。これからの動きは、たばこはやめ、税収は要りますのような感覚なんですね。一方では、新たな税収の確保、代替、これについては、副市長、どう考えられていますか。

◆三好義治議員 財政の関係は、もうこの程度でおいておきます。また違う場所でやります。
 次に、法律の地方自治体の責務についてお聞かせいただきたいと思います。
 中小の飲食店、具体的に言ったら、正雀ですが、経過措置がありますから、自主的に禁煙にした場合に、結構路上に灰皿を置いてたばこを吸うており、そこが禁煙ゾーンになっております。これについての対策はどう考えているんですか。

◆三好義治議員 中小企業に対しても、まだ国の制度設計ができていなくて、これからまだPRもしていかなあかんときに、敷地内を一遍に禁煙にするというのは無謀な施策やと私は思うんですけど、全体的にこの法律は、大阪府の条例に基づいても、全体の計画を組んで慎重に取り組みなさいという法律の趣旨があるんですよ。その点について、今なおかつそういうものでPRも啓発もされていないのはなぜなんですか。

◆三好義治議員 それでは、本題の公共施設敷地内全面禁煙について質問していきたいと思います。
 今、中小企業に対してでも、なかなか奥手になっておりましたり、助成金に対してもPRできていない。その中で、7月1日から公共施設敷地内を全面禁煙にする。本来、受動喫煙がこの法律の目的であって、好まない人がその近辺に近寄らなくするのが本来の行政の責務だと思うんですよ。7月1日から全面敷地内禁煙でなしに、2020年4月までにるる検討しなさいという法律の趣旨があります。この点について、そんなに性急にやった理由についてお聞かせいただきたいのと、再度見直しながら、他市の動きも見て、なぜ受動喫煙の本来の法律の趣旨に基づいて行動できないのか、お聞かせいただきたいと思います。

◆三好義治議員 法律では注釈で、今答弁いただいたような特例事項も設けなさいと、それに対して財政措置も講じるということまで記載されているんですよ。一方的に禁煙禁煙ではなしに、私は、本来の法律の受動喫煙対策をもっと議論しようやないかと、どうしたら摂津市の皆さん方に嫌なたばこの煙を吸わなくていいような受動喫煙防止を摂津市が全面的にやるんやと、そういったことを聞いているんですよ。だから、その辺の考えがあるのかないか、1回聞かせてください。

◆三好義治議員 私もどうぞご理解をこっちからお願いしたいと思います。大阪府庁が条例を出して、大阪府の条例の中でも、庁内は禁煙やけど、大阪府庁のほうも6館の横にもう既に喫煙場所を設けているんですよ。大阪府条例で、全面禁止の推進の中で、全面禁煙にした場合は、これはお金がかからないから「推奨します」なんですよ。最後に書いておる基本理念の中では、総合的かつ計画的に実施されなければなりませんという文言の中で、きっちりと2020年の4月1日から受動喫煙防止施策がとれるように慎重にやってくださいよというのがこの法律でもあるし、大阪府の条例でもそういったことが載っているんです。それを、今、正雀の事例を出しましたけど、そういった飲食店に対する措置もまだ講じられていないし、そういった啓発PRもされていない。それを敷地内だけ全面禁煙ということで、私は、もうこれは絶対トラブルのもとになると思う。市役所に来た、たばこが吸えない、仕事が終わって路上に行った、そこでたばこを吸う、一般の人がこんなとこでたばこ吸うなよと突っかかってきた。これが差別につながり、いじめにつながり、暴力につながっていくんです。もう1回答弁いただきたいと思います。

◆三好義治議員 正雀の飲食店の第二種は私もわかっています。これについては、経過措置を講じなさいということの中でやっていくのはわかります。私がもう一方でトラブルが起きるおそれがありますよと言うてるのは、第二種施設であって、自主的に店を禁煙にして灰皿を外に置いた場合は、今後、正雀は路上喫煙防止地域になっているんですよ。ほんで、ああいう店舗の中で想定しているのが、玄関を出たらもうすぐに市道になっているんですね。そういったところに灰皿を置いてたばこを吸うてたときにトラブルが起きますよと言うてるんやから、その措置も合わせてどうするんやということを聞いているので、この辺についてお考えをお聞かせいただきたいと思います。

◆三好義治議員 公共施設全面禁煙とか、そうやって喫煙マップを作成しとか、それとか、中小企業の支援対策をやりなさいとか言うてることに対してでも、私が言った中小企業支援対策は、経過措置はあってでも、今からPRしておかんと間に合いませんよと。だから、そういった法律をきっちりやっていくんやったら、今、総合的かつ計画的にもう1回再度検討し直したらどうですかということを加えて聞いておきたいと思います。
 たばこについては、7億3,000万円も税収があるということは、摂津市で1万8,000人から2万人がたばこを吸うてることになるんですよ。小さな声の大きな集団をいかに大事にしていくかというのも大事やと思うんです。この点、市長、人間基礎教育では、本当に思いやりやとか、たばこ税に対する感謝の気持ちやとか、こういったこともいっぱいあると思うんですが、2020年4月1日まで公共施設の敷地内での喫煙については現状のままでやっていくということについて考えをお聞かせいただきたいと思います。

副市長の答弁:

◎奥村副市長 それでは、市長答弁の前に、私のほうからちょっと一つ整理をしてお話をさせていただきたいと思います。
 それぞれ公共施設の敷地内での禁煙問題について、ご指摘、要はいろんな課題を提出していただきました。私のほうから、各部長からの答弁と重なることはあるかもわかりませんが、総括的にご答弁申し上げたいと思っております。
 喫煙者のたばこを吸う権利ということですが、人によっては嗜好にはさまざまな選択肢が当然ございます。決して人の嗜好について否定するものではございません。喫煙の自由は個々の嗜好として存在し、他者に危害を与えること、あるいは他者の権利を侵害しないこと、こういうことを前提にすれば、一般的自由というのは当然認められることでございます。
 しかし、今日、たばこは一定の害悪のある嗜好品として周知されております。そのため、社会的要請としては、やはり周囲に他者がいる場合においては、自由に喫煙することは望ましいことではない、これは理解していただけると思っております。
 それから、たばこの煙による健康被害なんですが、喫煙者本人に直接影響することは当然周知のことでございます。しかし、1981年でしたか、平山論文によって世界で初めての受動喫煙の害が提唱されました。受動喫煙による影響として、主流煙あるいは副流煙による影響が指摘されており、また、近年、三次的喫煙についての危険性も指摘されているところでございます。
 日本たばこ産業の調査によりますと、平成元年では喫煙率が男性61.1%、それから女性12.7%、平成30年ではかなり落ちまして、男性では27.8%、女性では8.7%に低下しております。これは、やはり健康被害へのたばこの因果関係を示唆する科学的な根拠が各研究機関で発表されて、国民の健康志向の高まりで低下したものと考えております。
 一方、たばこによる健康の害悪が明白であるということから、厚生労働省は、今後の受動喫煙防止対策は、基本的方向として、多数の者が利用する公共的な空間については原則として禁煙であるべきとしており、2020年夏季オリンピックに向けて、国際オリンピック委員会と世界保健機構が推進するたばこのない五輪という方針の受動喫煙対策を強化するとしております。
 しかしながら、先ほど議論ありましたように、一部産業や営業用店舗において喫煙が常態化しているような場合にあっては、その店舗において禁煙、分煙の対策をとらなければならないとすることは、営業の自由との関係で議論のあるところでございます。特に、居酒屋等の外食産業の規制はマイナスの経済波及効果が懸念されますが、健康権という人権保護のためであれば一定の経済的損失もやむを得ないという意見もございます。しかし、そのような産業に対して全面的に禁煙義務を課すことは、やはり営業の自由の観点から認められないことから、こうした施設では分煙の措置を行うことが適当と考えられます。
 このようなことから、先ほど答弁ありましたように、国のほうでは、各事業所の受動喫煙防止対策を行う場合、一定の要件はございますが、受動喫煙防止対策助成金制度がつくられたところであり、また、大阪府においても、国制度を補完する助成制度も検討されているとのことでございます。
 7月から実施いたします公共施設内禁煙は、公共的な場所、特に第一種施設の市庁舎敷地内における喫煙の制限を行うものであり、私的空間での喫煙の自由には何ら干渉するものではございません。
 これまでも、本市におきましては、健康づくり推進条例に基づきまして、たばこに対する正しい知識の啓発や禁煙サポートに努めるとともに、路上喫煙禁止地区の指定などに取り組んでいるところであります。市民の皆様がいつまでも健康で暮らせていけるよう、健康長寿の社会実現には、総合的に受動喫煙を抑制していく施策推進が望ましいと考えております。
 今回、いろいろご指摘、ご提案がございますが、庁舎敷地内を全面禁煙にする目的といたしまして、受動喫煙の阻止で、健康都市宣言にふさわしい市として、政策的インセンティブとして意図したものであり、まずは市民健康保持への積極的な啓発に取り組んでまいりたいと考えております。

市長の答弁:

◎森山市長 再度、三好義治議員の質問にお答えをいたします。
 もう何度も話が出ていますけれども、今回は国の健康増進法の改正がされました。この改正に基づいて我々のとった措置でございます。中身は、いろいろの説明がありましたけれども、法律があって、法律で認められていて、そして、その上、重い課税をかけ、で、たばこ吸うな。一方で、少しわかりにくい例外規定をつくる。何で規制すんのやという質問者のご意見、ご指摘、これはわかった上で、それを否定するものではございません。
 ただ、そんな中、全国的にも健康に視点を置いてたばこの規制をするところは、恐らく摂津市だけかもわかりませんけれども、ほとんど環境その他の名目でやっておるわけでありますが、午前中の質問にも答えておりましたけれども、今後の健康寿命の増進、このことに取り組む上で、この受動喫煙ということは、まず市の姿勢として7月から実施しよう、いろいろと庁内でも議論を重ねた結果、そういう決定に至りました。ただ、今後、4月に向けて、いろんな施設での取り組みをする中で、ご指摘のようないろんなご提案、こんなことも踏まえながら、どういった議論がなされてくるのか、こういったこともしっかり目を向けながら、また議会の皆さんのご意見も拝聴したいと考えております。7月から実施いたしますことをどうぞご理解いただきたいと思います。

摂津市 平成31年3月 総務建設常任委員会 03月15日-01号

それと、人権問題について、これも予算概要の28ページで、いろいろな人権施策が講じられてるんですが、平和対策推進事業以外は全てが人権啓発並びに人権の取り組みでございますけども、私はこの人権につきましては、全ての人が生命と自由を確保して、それぞれの幸福を追求する権利ということを強調していきたいと思うんですけども、今、この議会におきまして私は代表質問でもたばこの受動喫煙の問題とか、昨日はたばこ税の必要性とかいう質問もさせていただきました。今の社会的な動きといたしましては、たばこが公共施設の敷地内で一切吸えないとか、モデル地区とか、確かにたばこを吸う人のこれまでのモラルとか、それとか受動喫煙、これについては私も同感だと思っております。
 しかしながら、それについて電子たばことかいうのはだんだんだんだん進化をしてきておりまして、それと禁煙パイポというのもあります。そういったことを総称しながら、たばこを悪というようなことで考えられているのは、これは私は人権問題に値するのではないか考えておりまして、その点についてのお考えをお聞かせいただきたいと思います。

それと人権の関係で、たばこの件なんですけど、今いみじくも人権女性政策課長のほうから、憲法に基づいてご答弁いただきました。
 我々、喫煙者の立場といたしましても、もともとこれが専売公社から日本の国策としてたばこが市販化されて、それを今まで容認をされてきて、たばこを吸う立場の方々はやはりマナー違反をこれまでも指摘もされてきました。これに対しましては喫煙者も反省しなければならないし、さらに健康問題ということでは、受動喫煙に対してでも、これはやはり国の健康日本21に従ってやらなければならないと思うけども、やはりたばこを吸う喫煙者の方々の権利もぜひ守っていただきたいということで、人権を守る立場として今後活動していただくよう要望しておきたいと思います。

摂津市 平成31年3月 総務建設常任委員会 03月14日-01号

それから、予算書ですけども、たばこ税の7億3,000万円についてお聞かせいただきたいと思いますが、本来これ、目的税という種類の税だと思うんですね。この目的税という種類の税ですけども、今一般的にはもう、一般財源に全て繰り入れられて、どこにどういうふうに使われてるか全く状況がわからないようなことになっています。本来ならば、このたばこ税、目的税ならば、購入をしている喫煙者に対して、そのたばこ税に基づいて有効な活用方法というのがあってしかるべきだと思うのですけど、この数年来そういったことはされているのか、お聞かせいただきたいというように思います。
 それと、このたばこ税の算定方法はどうなされているのかということをお聞かせいただきたいと思います。細かい話はもう答弁で聞くよりも、私のほうから言いますと、たばこ1箱に対して国のたばこ税が全体の24.2%、都道府県たばこ税が3.9%、それと市区町村たばこ税として入ってるのが23.7%、たばこ特別税として3.4%、消費税が7.4%、こういうふうな比率になってきております。この中で、先ほど言いましたようにたばこ税の算定方法とその税額についてお聞かせいただきたいというように思います。

それから、たばこ税については、私はね、税務担当課のほうにはこういうことはちょっと申し上げてないんですけども、やっぱり財政当局に対して税収の確保ということの中で、目的税として、本来の目的税に合った使途もやっぱり一方では必要ではないかなと思うんですね。今日までのたばこ税の歴史をひもといて振り返っていくと、戦後の混乱期のところから、やっぱり日本たばこ産業、専売公社になる前も、国有としてやっていて、それから専売公社として、この国の税金が賄われた。現在、日本全体のたばこ税というのが国税として2兆円あるんですね。2兆円というのは、国の根幹をなす主な税金の中での安定した税収なんです。摂津市におきましてでも、平成17年に財政赤字夕張市の二の舞になるんではないかなということで、大変混乱した状況の中でも、やっぱりたばこ税ということで救われた税収でございます。
 そういった中で、今たばこの愛煙家の方々は、そういった面では本会議でも言いましたように、健康志向の中で、これは一方では社会現象でいたし方はないんですが、葉たばことそれからもう一つは電子たばこと禁煙パイポと、大きくは三つに分かれるような、今たばこの中でどれもこれも同じような対応をされているのが、今の世の中だというように思うんですね。葉たばこというのは、確かに吸うていたときはマナーも悪かったし、相手に対するやっぱり受動喫煙の大きな問題もあります。こういったことの分類もしながら、やっぱり税金をいただくんやったらそういった電子たばこという進化したたばこへの配慮というのも、やっぱり検討すべきではないかなと思うんです。
 これは言い過ぎかもわからんけども、過去我々が議員になったときには、住之江のボートの分配金というか、配分、それから宝くじ、こういったことも予算の中に入っていた時代もありました。これについては、やっぱり規律を正していこうという中で、摂津市はもう受け取らんような時代が到来いたしました。
 今回のたばこというのも、そういう時代がもう到来してるん違うかなと。我々は強く言いたいのは、やっぱりたばこを吸うている人間の方々の思考も考えながらやっていくべきだということを、この場ではこの部分だけを強く申し入れしときます。
 これ以上しゃべると、所管が変わってくるので、ただたばこ税の必要性について、改めて見解を聞いておきたいと思います。それに対して、健康志向だということも踏まえながら、本来庁内における、公共施設における電子たばこなんかでも区別して喫煙室のような個室の中で吸うようなことが、本来人権問題も含めてやるべき措置ではないんかと思いますので、たばこ税の必要性について、見解を聞いておきたいと思います。

摂津市 平成31年3月 定例会(第1回) 03月06日-02号

 6点目の健康づくりの受動喫煙防止の取り組みについてですが、受動喫煙については、紙巻きたばこの煙に含まれるニコチン、タールなどが原因で他人に危害を及ぼすと言われております。そのほかにも、におい、灰、吸い殻等、過去から指摘もされ、愛煙家のマナーが指摘されてきました。たばこについては、現在、紙巻きたばこから加熱式たばこに進化してきていることから、今後の対応が気になるところですが、加熱式たばこの対応はどうされていくのか、お聞かせいただきたいと思います。

 6点目の受動喫煙防止の取り組みですが、加熱式たばこについては、受動喫煙のリスクも低く、紙巻きたばこよりも安全だという見解もあります。近年急速に普及しているものでありまして、改正健康増進法においては、第一種特定施設においても適正な処置を講じた場合での喫煙が認められております。たばこは、国の法律で税が徴収されております。摂津市も、財政危機の折に、たばこ税で現在の市政運営が成り立っていると言っても過言ではありません。現在におきましてでも、7億円を超えるたばこ税の税収でもって市政運営をしているのが実態であります。時代の流れは健康志向になっているというのはわかりますけども、愛煙家の嗜好品として好まれてきたたばこを吸う人は悪のような風潮になっていて、まるで迫害を受けているような現状でございます。加熱式たばこを愛用している市民については救済措置を講じてもいいのではないかと私は思います。愛煙家の声に耳を傾ける必要があり、こういったことにつきましては、愛煙家の声をいかに拾っていくかも検討していただきたいと思います。また、市には、本庁舎のほか、多くの公共施設がありますが、市が所管する施設に対する方針についてもお聞かせいただきたいと思います。

 それから、たばこの件なんですが、言ってましたように、禁煙してる人たち、たばこを吸わない人たちの要望も大事ですけども、やっぱりたばこというのは、日本の昔から、世界の昔からなんですが、いろいろな歴史もあります。私自身もたばこは吸いますけども、禁煙に挑戦したのが3回ほどありまして、全て失敗してきました。今は紙巻きたばこから加熱式たばこに変えておりますけど、実際に個別の喫煙場所で加熱式たばこを採用していただけるんやったら我々も了解できるんですけども、それと、今、加熱式たばこにかわる禁煙パイポの外観が、加熱式たばこみたいな色になっているんですね。だから、そういったことで、禁煙パイポを吸うてても、たばこを吸うてるような意味合いで見られる可能性もあります。こういったことを十分整理した上で、税も納めてもらっていることですから、十分に検討をしていただきたいとお願いしておきます。これは委員会でもまた話をしたいと思います。

水谷 つよし(みずたに 毅) 候補

摂津市 平成31年3月 定例会(第1回) 03月28日-05号

受動喫煙防止の取り組みにつきましては、阪急正雀駅周辺及び健都を新たに路上喫煙禁止地区に指定され、本年7月からは市役所庁舎の敷地内完全禁煙が実施されます。将来は、全地域での喫煙禁止区域指定に向けた取り組みを推進、さらには、わかりやすい周知や、喫煙者に対しても可能な限りの配慮をお願いし、要望いたします。そして、日本一の健康寿命を目指し、それぞれの施策が市民の皆さんに喜んでいただける取り組みとなりますようお願いし、要望といたします。

南野 なおじ(みなみの 直司) 候補

摂津市 平成31年3月 定例会(第1回) 03月07日-03号

 4の(6)受動喫煙防止の取り組みについてであります。
 健康づくりの観点での理念と今後の方向性についてお聞かせください。

 4の(6)受動喫煙防止の取り組みについてです。
 受動喫煙防止の理念と今後の方向性についてご答弁をいただきました。さらに、新たな路上喫煙防止の指定地区について、また、初動時の周知活動について、そして、健康増進法の改正による影響の詳細について、それぞれお聞かせください。

 4の(6)受動喫煙防止の取り組みにつきましては、新たな指定区域への徹底した周知を行うとともに、既存の指定区域についてもさらなる周知をお願いいたします。
 また、7月より市役所、水道庁舎、消防署の敷地内禁煙が実施されますが、その他の公共施設での実施も検討されており、早い時期での実施を要望するとともに、近い将来には全市的に受動喫煙防止を実施し、市民の健康が一層守られるようお願いし、要望といたします。



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