京都市京北合同庁舎の西側に職員用の喫煙場所を移設(2019年6月28日)
京都市の京北合同庁舎(右京区京北周山町上寺田1-1)には、庁舎の北側に来庁者用、南側に職員用の喫煙場所があった。
職員用の喫煙場所は2019年6月28日に西側へと移設された(特定屋外喫煙場所)。
来庁者用の喫煙場所は、2019年7月1日より廃止された。
庁舎の玄関ほか数カ所には来庁者に向けて「京北合同庁舎 敷地内 禁煙」と掲示してあるが、これはウソだ。職員は市民に見えないところで喫煙している。
呼出煙への曝露による受動喫煙を防止するため、職員用の喫煙所も撤去し、本当の敷地内完全禁煙とすべきだ。
- 京北合同庁舎課長会(6月)
- 庁舎北側喫煙場所の廃止(灰皿の撤去)について
- 職員喫煙場所の移設(灰皿の移動)について
- 来庁者向け貼紙
- 職員(右京区役所 京北出張所)の喫煙率の推移
- 平成29年度 健康管理医の職場巡視
- 平成30年度 健康管理医の職場巡視
- 平成31年度(令和元年度) 健康管理医の職場巡視
- 令和2年度 健康管理医の職場巡視
京北合同庁舎課長会(6月)
令和元年6月19日開催。
合同庁舎には、次の4つが入居:
それぞれから課長を集めた会議だろう。
資料には、
・合同庁舎北側来方者用灰皿→7/1撤去
・南側職員用灰皿→移設で検討
とされている(来方は来訪の誤記と思われる):
職員用に喫煙所を残す理由は示されていない。
庁舎北側喫煙場所の廃止(灰皿の撤去)について
2019年6月19日にメールで、7月1日より来庁者用喫煙所が廃止になる旨通知された:
職員喫煙場所の移設(灰皿の移動)について
2019年6月21日にメールで、6月28日より職員用喫煙所が移設される旨通知された:
職員(右京区役所 京北出張所)の喫煙率の推移
右京区役所 京北出張所の職員には、喫煙者は1,2人しかいない。
年度 | 職員数(人) | 喫煙者数(人) | 喫煙率(%) |
---|---|---|---|
H29 | 18 |
1 |
5.6 |
H30 | 18 |
1 |
5.6 |
H31 | 17 |
1 |
5.8 |
R2 | 17 |
2 |
11.8 |
他の入居部署の喫煙者数は調べていない。なお、土木事務所は喫煙率が30~40%と非常に高い傾向にあることは分かっている。
平成29年度 健康管理医の職場巡視
毎年実施される健康管理医の職場巡視に先立ち、人事課へ提出する資料に「受動喫煙防止対策実施状況(別紙3)」がある。
ここに喫煙率の他、取組状況や安全衛生委員会での審議状況などが記載される。
来庁者用喫煙所が庁舎北側、職員用が南側に設置されている旨が記載される:
平成30年度 健康管理医の職場巡視
前年度と同じ内容:
平成31年度(令和元年度) 健康管理医の職場巡視
来庁者用喫煙所が廃止され、職員用喫煙所が移設された旨が記載される:
健康管理医のコメント(抜粋):
2、 敷地内禁煙の表示がされ、受動喫煙防止対策が徹底されていて模範的です。
おかしなコメントだ。受動喫煙防止対策を徹底するには、職員用の喫煙所も廃止せねばならない。喫煙後の呼出煙への曝露による受動喫煙が防止できない。
令和2年度 健康管理医の職場巡視
前年度と同じ内容:
www.city.nara.lg.jp
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news.yahoo.co.jp
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